おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は川島四郎先生の「食べ物さんありがとう」という本の紹介です。
以前ご紹介した長寿の食べ物、短命の食べ物と同じくらいおススメの本です。
食べ物さんありがとうはAmazonで100円くらいで購入できますので
ぜひご購入下さい♪
食べ物さん、ありがとう
内容的には
青野菜を食べましょう。
豆腐は身体に良い
小魚は丸ごと食べましょう
と言った当たり前と言えば当たり前のことを書いていますが
現在人は当たり前がみんな独自の解釈になり
野菜しか食べない
お肉しか食べない
人もその人にとっては当たり前になっています。
この本で書かれていることでよく患者さんに説明することは
年相応に食べ物を変えていく
これはどういうことか?
説明していきますね。
まずは書籍で書かれている内容からご紹介します。
子供の頃はカルシウムが豊富な小魚や煮干しなど全体食が合っている
内臓まで食べた方が良いですね。
切り取った刺身などはあまり食べない方がよいです。
※昔はユッケなど生ものは子供には食べさせなかったですが
知らないうちに食べるようになり、食中毒などで亡くなる事も増え
禁止になりました。
青年になると
力がつくので、お肉などなんでも食べても良くなります。
もちろんバランスは大切です。
老年期になると
走り回ったりすることが出来ず
庭の畑の物なら取る事が出来るので、野菜中心になります。
※テレビで長生きの人の食生活を紹介していたりしますが
珍しいから紹介されている
のでみんながお肉を食べて長生きできるのか?
は難しいと思います。
ここまで詳しくは患者さんに紹介していませんが
若いときはお肉中心でも問題はなくても
年を取ると動き回れないから庭の畑で取れた野菜中心の方が
身体には合っている
と言っています。
そして本に紹介されていますが
血が流れている生き物は青野菜を食べないといけない
ライオンみたいな肉食動物はどうなのか?
と思うかもしれませんが
川島先生はアフリカに定期的に旅行に行かれ
ライオンがシマウマを襲うシーンを生で見たみたいです。
ライオンがシマウマを襲い
どこから食べるのか?
を見ていると
腸から食べていたと書かれています。
シマウマは草食動物で、果実や木の芽なども食べるそうです。
ライオンは肉食動物ですが野菜も違う形で接種しているのですね。
そして生野菜と炒め野菜では炒め野菜の方が良いとも書かれています。
サラダのような生野菜は白野菜が多く
青野菜は少ないです。
量は食べた気分にはなりますが、炒めると半分以下になります。
食べる量が少ないと栄養も少なくなるので
ダイエットをしている人には良いかもしれませんが
健康を目指している方には不向きだと考えます。
カルシウム不足
日本人はカルシウム不足だ
とは数年間から言われていますね。
この書籍が出たときは昭和61年
今から37年位前ですかね
この当時でもカルシウム不足でイライラする人が増える
と書かれています。
以前何かのニュースで日本人のコメント欄は閉鎖されている
というサイトがあると紹介されていました。
アメリカ人は褒めたり驚いたりするコメントが多いですが
日本人は「悪口」
が多いから
という内容でした。
もしかしたらカルシウム不足がさらに悪化して
イライラするのが増えているのかもしれません。
勿論、それだけではないでしょうが^^;
書籍でも
マウスの実験でカルシウムを与えないマウスは
怒りっぽくなる
と書かれていました。
私自身は書籍で紹介している牛乳より小魚の方がカルシウムは取れる
と考えていますので、丸ごと食べれる小魚を推奨しています^^
牛乳は日本人の体質的には合わず
牛乳を飲んで下痢になる
という方も多いです。
無理して牛乳を飲むより
小魚を食べている方がカルシウムの吸収は
高くなります。
この書籍もすべてが正しい
とは思いませんが
全てが間違っている
とも思っていません。
良い所は参考に
悪い部分は使わない
が1番良いですね^^
今はネット社会で、様々な健康情報が流れていますが
健康になるには足し算より引き算が大切です。
何かしようと思ったらまず自分が行っている
日常生活や食べ物を減らす事
が大切になると考えています。
なかなか難しいかもしれませんが
分からないときは縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
電話での相談などはしていませんが
鍼灸施術中でしたらいくらでもお話させていただきます^^
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