おはようございます。
大阪泉佐野の鍼灸院
縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は日本では珍しい鼻にするお灸『鼻灸』をご紹介します。
花粉症におススメの鼻灸と鼻灸が使っているツボをご紹介しますね。
鼻灸とは？
中国で販売されている鼻にするお灸です。
1,2年前くらいから販売されていて、見つけたときにすぐに購入した鼻灸です。
1番最初に購入した鼻灸は作りや色合いが良くなかったです。
蓋の作りが甘く、簡単に外れます。
蓋にモグサを付けて使うので、使用中に外れるリスクもあり
危険なので、臨床では使いづらいものになります。
何度も使うと蓋が空きにくくなるのもダメでした。
写真は同業の鍼灸師の先生です。
フリー素材なので、自由に使ってくださいとの事なので、使わせてもらいました。笑
この鼻灸を購入して数か月後
黒い鼻灸が販売されました。
蓋の甘い作りが改善されて、眼の部分に煙が入りにくくなっており（完全ではないですが）
見た目も良くなっている鼻灸です。
眉毛はいらないのではないかと思いますが・・・笑
鼻灸の使用方法は？
中国の説明では仰向けと座った状態で使用できます。
実際に私が座って試してみると、涙が出る状態になりました。
これは煙が上に上がるので、目に煙が入り涙が出るのですね^^;
鼻もぐずぐずになるので、鼻炎になるのではないか？と思うほどでした。
仰向けで使用すると煙が目に入らず問題なく使用することが出来ます。
使用するなら仰向けが良いと考えています。
お灸は3か所に取り付けます。
釘に切りもぐさを刺すような形の鼻灸です。
切りモグサはせんねん灸や台座灸とは違い鍼灸院向けのお灸です。
間違えて指を刺さないように気を付けながら扱います。
白いのは切りモグサ（お灸）です。
蓋は前回の鼻灸よりも外れにくくなっていて
使い勝手は上がっています。
取り外しも簡単です。
鼻灸のツボは？
鼻を温めるだけで鼻炎や花粉症に効くの？
と思われるかもしれませんが
その辺りは中国です。
ちゃんとツボを狙った商品を作っています。
鼻灸でお灸をする時に当たるツボは
迎香
場所:小鼻（鼻柱の左右のふくらみ）の脇にあるツボです。
印堂
場所:眉間の中央にある、ほんのわずかに窪んでいるツボです。
押して痛気持ちいい位の圧が良いです。
の3か所になります。
どちらも鼻炎や花粉症などにおススメのツボになります。
お顔に灸をするので、怖がられる方もいますが
皮膚まで距離があり、安全性が高いお灸になっています。
お灸が入る所も網があり、火傷しないようになっていますので
安心して使う事が出来ます。
欠点としては仰向けで使うと重みで、ほっぺたに跡が残る事です。
むくんでいない方だと5分以内で元に戻りますが
むくんでいる人だと10分以上戻るのに時間がかかる事が多いです。
花粉症や鼻炎にお困りの方は
泉佐野の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
鼻にするお灸で花粉症を乗り越えてみませんか♪
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