首こりにおススメのツボ「風池」

風池/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。

大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は風池というツボのご紹介です。
縁里庵かつもと鍼灸院では必ず使う風池ですが
首こりに効果的なツボになります。
首のこりから様々な症状を引き起こす
たかがコリと思うかもしれませんが
コリは悪者になりますので、適切に対処する必要があります。
風池の場所と効能をご紹介しますね♪

目次

風池

風池/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院
場所: 少し上を向いた時、背骨から上がって指が止まるくぼみ(風府(ふうふ))と、耳の下を結んだ中間点。
めまいを引き起こす余分な熱がたまっていると、押すと痛みがあります。

縁里庵かつもと鍼灸院ではうつ伏せの状態で刺す事が多いです。
座った状態で刺鍼すると迷走神経反射と言って、倒れるリスクもあります。
寝転んでいる状態なら安全に刺鍼する事ができます。

風池の効能

風池の効能を3冊の書籍からご紹介していきます。

精神系(頭痛、めまい、てんかん、不眠など)
眼耳鼻咽頭科系(視力障害、耳鳴、鼻炎、咽頭腫痛など)
その他(寝違い、脳卒中後遺症、風邪など)
中国の教科書に書いている効能もご紹介しますね
眼灸突出
視神経委縮
頭痛
かかと痛
鼻づまり
斜頸
高血圧

数年前に縁里庵かつもと鍼灸院の患者さんで斜頸の方がいましたが
改善した経験があります。
風池も使いました。
家族さんが驚かれ、当分の間色々な方をご紹介しただけました。

縁里庵かつもと鍼灸院でも慢性的な頭痛で、病院やゴッドハンドと言われる整体院に行っても改善しなかった頭痛の患者さんが頭痛がなくなったという症例もあります。
使ったのは風池だけではないですが首のコリを緩めるというのは大切ですね。

2冊目に書かれている風池の効能をご紹介しますね。

視野狭窄
脳卒中
肩こり
高血圧
一か月も抜けない風邪に灸7回から10回

最後に3冊目の風池の効能をご紹介しますね。

頭痛
片頭痛
風邪
脳充血
脳溢血の予防
肥厚性鼻炎
蓄膿症
視力減退
乱視
など

こう見ると首から上の疾患には必ず使った方が良いツボになりますね。
鍼と灸もどちらでも良いですが
鍼の方が使いやすいツボになります。
お灸は髪の毛が焼ける可能性があり、少し使いづらいです。

古代中国の症例

現在の日本では鍼灸院になかなか来ない症状の方が多いですが
風池を使い改善したという症例をご紹介しますね。

中国の古い書籍で、てんかんの病があり発作を起こすと昏倒し、しばらくすると
正常に戻る。当時の医師は精神的なものから起こると考え
百会に灸をして、中脘へ灸をしたところやや軽くなったが完全には良くならなかった
風池を押してみると圧痛があり、風池に灸をすると治った
という症例が書物に残っています。

他にも胎毒(乳幼児の頭部や顔面にみられる湿疹の古い俗称、古来、母胎内で受けた毒より
起こると考え胎毒と呼ばれていた)
の子供が風池と血海曲池手三里に灸をしたところ再発がしなかった
という症例もあります。

しかし、てんかんの患者さんが鍼灸院に主症状で来られることはほとんどないと思います。
お灸も今のような火傷をしないお灸ではなく
火傷をするお灸で、現在ではなかなか難しいかもしれませんね。

以上風池の場所と効能でした。
私自身も定期的に風池には刺鍼します。
パソコンやスマホで目が疲れたり首のこりが辛いときにはその日のうちに使う事が多いです。
首のこりでお困りの方は大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。

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