パニック障害と機能性ディスペプシアの鍼灸施術

督脈通陽法/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。

泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。

今日はパニック障害自律神経失調症鍼灸施術を書かせて頂きます。

少し前に書いた督脈通陽法のブログと同じような内容にはなりますが

今回は鍼灸師の先生にも見ても勉強になるような内容にさせて頂きます^^

目次

パニック障害と機能性ディスペプシア

泉佐野市で機能性ディスペプシアを鍼療できるのは縁里庵かつもと鍼灸院だけかもしれません。
今回の患者さんはパニック障害との併用でしたが
パニック障害も改善されました。
その辺りもご紹介していきますね。
縁里庵かつもと鍼灸院が最近行っているのは督脈通陽法

督脈通陽法/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

背骨を温めるお灸ですね^^

実際に試してみると

温度差が6度以上も出ることに・・・

サーモグラフィーカメラ

他の方にもお願いして、サーモグラフィーカメラで撮らせていただくと

6度以上の変化がありました。

温度も38度までを上限にそれ以上は上がりにくいのかな?と思います。

なぜ背骨を温めるか?

というと

背骨を温めると自律神経の調整ができると言われています。

それならばハロゲンや遠赤外線でも良いのではないか?

と思いますよね^^;

お灸の最大の特徴は”温度差”

です。
よくある

ドラックストアで売っているせんねん灸でも

温かくなり→熱くなり→温かさが弱くなる

せんねん灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院
せんねん灸の温度変化

という大きく分けて3段間に分かれます。

ハロゲンや遠赤外線はスイッチを入れると目的の温度に達します。

温度差はあまりないのですね。

せんねん灸

他にも縁里庵かつもと鍼灸院では箱灸というものも使っていますが

棒灸

こちらは

火を付ける→灰がたまる(火が弱くなる)→灰を落とす(火が強くなる)

棒灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

など温度変化はありますが
皮膚に熱が溜まるので皮膚上の温度は下がる事はありません。

督脈通陽法は首から腰まで移動させながらお灸を温める事で、

温度差が1秒単位で起こすことができます。

実際督脈通陽法を行うようになり

パニック障害の患者さんが症状が軽減したり

自律神経失調症の方が気分が晴れやかになったり

冷え性の方が足に血液が行く(温かくなる)と驚かれたりしています。

鍼を刺すことにより

身体には異物が入り

追い出すために血液が集まり

流れの悪いところを回復させます。

お灸は温めることで血液を集め、悪い部分を回復させるとともに血流改善をおこないます。

督脈通陽法はお灸の中でも即効性の高い灸法なのかと最近は思うようになりました^^

自律神経失調症やパニック障害のある方は一度ご相談ください。

また耳灸を行うことにより

自律神経失調症などにさらに効果を高めます。

縁里庵かつもと鍼灸院では温灸を多く使いますが

これは、暖かく気持ちが良いことで

副交感神経を優位にさせる

優位にさせることでリラックスすることができ

眠気が誘発されます。

この施術をして眠気が出てこない場合は

かなり交感神経が優位になっているので、眠気が来るように身体の体質を作っていく

ことが大切になります。

鍼灸を日常生活の一つに取り入れてくれることで、日常生活の機能向上になると考えています。

辛い部分があるよりも辛い部分が内容方が良いですよね。

少しでも日常生活を楽するために鍼灸施術を行なっていきます♪

臨床例

症例1
泉佐野市在住の患者さん
自律神経失調症、パニック障害が2年以上続き

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)がひどく

食後のいもたれ、少量でお腹が張ってしまう患者様の症例になります。

機能性ディスペプシア(FD)ってどんな病気ですか?

そもそもディスペプシアとは、胃の痛みやもたれなどの不快な腹部の症状を指す医学用語です。

今までは慢性胃炎と言われていましたが炎症がなくても辛いときがあったり、炎症があっても楽な時があってり

症状と疾患名があっていない事があり医学名が変わりました。

「胃が痛い」、「胃がもたれる」というディスペプシア症状の患者さんはたくさんおられますが、内視鏡検査などで調べても胃がんや胃潰瘍などのはっきりとわかる病気が見つからない場合が少なくありません。このような患者さんでは、胃の消化作用や収縮運動、さらに感じ方など、胃のはたらき(機能)がわるくなったことが症状の原因ではないか、との考えから「機能性ディスペプシア」という病名が生まれました。すなわちディスペプシアとは、 「症状の原因となる明らかな異常がないのに、慢性的にみぞおちの痛み(心窩部痛)や胃もたれなどのディスペプシア症状を呈する病気」を指します。

この患者様は

1度から4度目の施術を行なっても

変化はなしでした。

肩首などは軽くはなりますが

すぐに戻る

1番問題の胃腸障害は変化なし

4度目の施術中に眠たくなりました。

今まで施術中は眠たくならなかった状態でしたが

眠たくなるのは副交感神経優位(リラックス)

交感神経優位だと脳みそに血液が集まっている状態です。

リラックスしていると脳みそから内臓に血液が行きます。

身体を修復してくれる状態ですね^^

4度目の施術の時に初めて眠たくなったので

やっと身体が変化してきた

と感じました。

5度目の来院時に

やはり変化がありました。

「施術を受けて日曜日まで

調子がよかったです。

また早く鍼灸施術を受けたくなりました!」

変化があり嬉しかったです^^

内臓疾患は施術後すぐに変化することもありますが

慢性的になればなるほど

変化に時間がかかります。

1度や2度通って変化がなかったから

諦める

のではなく

症状を変化させるまで3〜5回は施術に通われた方が良い場合も多いです。

急性の病は短い期間で変化がある事が多く

慢性的な病は何年その病気で悩んできているのか?

で良くなる期間が変わる事が多いです。

鍼灸施術はお早めに通われる方が生活の質が良くなりますね♪

体質を変えるには数ヶ月単位でお時間がかかる事が多いです。

長年溜まった体内のゴミを出すためにはそれなりに

時間はかかります。
この患者さんは回復まで半年かかりました。
最初は1週間に1度
変化が出てから隔週で鍼灸施術を続けました。
お薬はかかりつけ医が少しずつ減らしていこう
という先生だったので、体調を見ながら減らされたみたいです。
鍼灸施術を始めて半年後には薬を全て止め
海外に働きに行かれました。
お薬なども必要なく海外に行けたのは喜ばれていました。

別の患者さんでも
機能性ディスペプシアの患者さんが来院
4度目までは変化はない状態でしたが
5度目から変化が出てきました。
内臓を変化させるには最低4回は必要なのでしょうね。

鍼灸施術を少しでも早く受け

身体を良くしていきましょう♪

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