ストレスと男性不妊について

不妊症というと女性の問題と思われがちですが、不妊症は男性にも問題があることが多いです。
ただ男性は女性不妊よりも精神的に弱く、男性不妊という言葉を言われるだけでも、
ED(勃起不全)になる事もあります。
それは男性不妊というストレスが原因です。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院では女性だけではなく
男性の不妊症にも対応しております。

目次

泉佐野市で男性不妊なら縁里庵かつもと鍼灸院へ

ストレスは不妊症においては鬱血の増大および末梢循環を減少させて
冷えをひどくする元凶になります。
冷えが瘀血を生じて、子宮、卵巣、卵管の血液量を減少させてしまうと
おのずと卵胞の発育成熟も遅れて無排卵になります。
もちろん、子宮内膜そのものにも悪影響をおよぼしかねません。
妊娠にとって『冷えとストレス』は最大の敵です。
鍼灸施術で血流を豊富にして、冷えを改善する事や身体を整えストレスを
改善する事が妊娠への過程の中で忘れてはならない重要な項目です。

精神面において、子供を欲しがり過ぎると気滞(気のとどこおり)
をもたらして、瘀血(悪い血)が出来ます。
またイライラしたり、怒り過ぎると肝鬱気滞となり、不妊の原因になります。

吸い玉

鍼灸施術は身体だけではなく、ストレスも施術します。
部分的な改善ではなく、目には見えない身体全体の生殖機能を改善する事が目的になります。
当院では来院された方に『縁里庵かつもと鍼灸院に来る事でストレスの発散が出来るわ』と言われます。
それは身体と心は繋がっており身体を施術することで精神面(ストレス)も解消されるからです。
もちろん「話す事でストレスが発散される」という、効果もあるかもしれません。
鍼灸施術は、鍼を刺すことで血液が集まり身体を温め、灸は灸だけで温め身体も温めます。
血流改善が一番の目的になります。
不妊症には一番適した施術法なのです。

~男性不妊~

生殖医療専門誌Fertility and Sterility(受精と不妊)の2005年7月号に
掲載されたドイツでの調査結果によると、鍼施術が男性不妊症の中でも特に
健全な精子を増加させる事に有効であったと報告しています。
ただ、上記にも書いていますが不妊症は男性にも問題があることが多いですが
『不妊施術に鍼灸院に行っておいで!』と紹介すると、必ず嫌がられます。

男性は精神的には脆い生物になるので、
自分に問題があると分かるとEDになる事も多いので
鍼灸院を紹介する時は『肩こり、腰痛に効果がある鍼灸院があるから行ってきたら?』
と紹介されて、来院される方が当院では多いです。

東洋医学的な不妊症の考え方

こちらからは東洋医学的な不妊症の考え方です。
東洋医学は信用できない!と思われる方は見なくてもいいと思います。

先天の気

赤ちゃんがオギャーと生まれたときに両親から授かった生命力が先天の気と言われています。

後天の気

健全な生命活動を維持するのに必要な機能というのが
胃腸の消化吸収作用と肺の呼吸作用の2つであり、
この2つの活動エネルギーは後天の気と言われています。

先天の気が少ない状態を虚弱といい、先天の気が腎に宿る事から
生命エネルギーの足りない状態の事を腎虚症といいます。
腎虚症は手足の冷え、立ちくらみ、耳鳴り、難聴、めまい、寝起きが悪く
いつも身体がだるいなどの症状はどれも腎虚症の症状です。

腎は単に腎臓の働きだけではなく、誕生・成長・生殖・老化に至るライフサイクルを調整する役割があります。
腎虚症は様々な内臓系の病気や子供の発育障害(虚弱体質)気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患、妊娠、出産にとってもこの腎の働きが最も重要です。

他にも妊活と食養生(男性不妊向け)もありますので、詳しくはこちらからご覧ください。

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