お灸

【お灸編】鍼灸は痛い⁉熱い⁉本当はそうでもない?

2022年9月7日 勝元宏亮

おはようございます。

大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。

ここ最近zoomセミナーからリアルセミナーが増えてきて喜んでいる勝元です。
座学はzoomで問題はありませんが、実技はリアルではないとなかなかわかり辛いですね。

先日「鍼灸は痛い⁉熱い⁉本当はそうでもない?~鍼編~」をご紹介しましたが
今回はお灸編です。

お灸に関してもマイナスイメージが強いと思います。
・熱い
・火傷がする
・痕が残る

などが多いかもしれませんが
この辺りを説明させていただきます。

お灸は熱い?

これは初鍼の患者さんによく聞かれますが
お灸は熱いのもあれば熱くない気持ちの良いものもある

が正解です。
私自身も大阪市内の病院で火傷をさせるお灸の経験をかなりさせて頂いたので
今の時代では火傷をさせるお灸を施術経験した
鍼灸師も少なくなってきているので貴重かもしれません。

火傷をするお灸ってどんな大きさなの?
と思われるかもしれませんが意外と大きくはなく

お灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

分かり辛いですよね^^;
病院では大きさ的には米粒より小さいお灸を使って火傷をするお灸をしていました。

今は火傷をするほど熱いお灸を使わず
後々紹介する気持ちが良い温灸と言う方が良く使います。

お灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

大きさは先日紹介した鍼の太さで大きさ比較に使った押しピンですが

小さいのが分かると思います。

左上に親指大のもぐさがあると思いますが
これは粗悪モグサと言い
大きめに使うモグサだったりします。
ちなみに米粒のモグサは良質なモグサ
詳細はこちらで書いていますが「マツ〇も知らないお灸の世界

モグサの種類で大きく分けて
良質なモグサ

粗悪なモグサ
があります。

こんな話をすると
良質なモグサでお願いします。
と言われますが

良質なモグサも粗悪なモグサも使い方があり
得意不得意があります。

患者さまに合わせて使う方が良い結果になる事が多いです♪

良質なモグサは米粒程度の大きさで皮膚に直接置き燃やしますが
今は火傷をさせる事はせず
八分灸と言い途中で火を消すやり方や
灸点紙(きゅうてんし)と言い
お灸の下に紙を置き火傷しないようにしています。
モグサの繊維に空気が多く含んでいる良質なモグサは
早く燃える
が特徴です。

粗悪なモグサは
ゆっくり燃える
が特徴になり
縁里庵かつもと鍼灸院では炎症など
急性には良質モグサ
慢性には粗悪モグサ
を使う事が多いです。

粗悪モグサの詳細は「お灸で温活してみませんか。」でご紹介していますが

粗悪モグサで一般的に使うのは
親指大モグサを皮膚に置き温かさが感じ、少し熱くなってきたら取る
と言うやり方です。

火傷なんかさせないのですね。

ほかにもスライスした生姜やニンニクの上に置いたり
生姜灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

塩の上にモグサを置いたりします。塩灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

これらはお灸を燃やし
生姜や塩などが温まる事でエキスが出て
体内に入る
と言われています。

実際やってみると
生姜灸の後はポカポカと温かくなります。

変わり種としては
附子灸というのもあります。
詳細は「トリカブトのお灸附子灸⁉」で紹介していますが

トリカブトと言えば毒草ですが
身体をかなり温める漢方薬としても使われています。
附子灸

実際に試してみるとお灸をした場所が数時間温かいのが続きました。
勿論身体が悪くなったり火傷などはありません。
附子灸は冬場の足の冷え性にも良いでしょうね。

温灸が主流

現在は火傷をさせるお灸はほとんどなく
温灸という温かいお灸が主流になっています。

というよりお灸で火傷をさせると「医療事故扱い」になるので
火傷をしない温灸を使うか火傷をしないようにお灸をする
事がメインになっています。

鍼灸院でもお灸はしない
所も増えていますね。

温灸にも種類があり
使い方を間違えると火傷はしますので
プロの鍼灸院にお任せください。

温灸でも火傷するのかい!
と思われるかもしれませんが

電気ストーブも使い方を間違えると
火傷や火事になりますよね
同じようなものです。
適切に使うと安全です。

温灸といっても珍しいですが
縁里庵かつもと鍼灸院オリジナルの眼灸も温灸の1つです。
ちまたのジョーシキちゃん/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

少し前にテレビで関ジャニの横山君に体験して頂きましたが
珍しいので、テレビも来ていただけるみたいです。

棒灸
棒灸も縁里庵かつもと鍼灸院ではよく使いますが
中国では2時間~3時間同じ場所で使う事もあるみたいです。
縁里庵かつもと鍼灸院では15分程度です。
2時間寝て動けないのもなかなか辛いかもしれませんが
中国は病院での鍼灸なので、入院患者さんなら良いのかもしれませんね。

棒灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

棒灸はそのまんま棒状のお灸を使い
固定する道具でお腹や腰を温めます。

置いた段階では温かさが分からない
と言われます。
15分後患者さまに確認してみると
「お腹置いてたの!?」と驚かれるくらい・・・
しかし、お灸をしたお腹を触ってもらうと
「こんなに温かい!!」
と言われることが多いです。
これはホッカイロなど置いてすぐ温かいと
低温火傷するリスクがありますが
長時間置くためには温かさを感じにくい程度
が身体の中まで温めてくれるからです。

このことを考えると

米粒のお灸は炎症など皮膚の表面に効果的
温灸は慢性的な深部のコリなどに効果的

と考えています。

温灸器は他に沢山あり

ほうろく灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

熱中症予防に使われていたほうろく灸

よもぎ蒸し/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

服を脱がなくても出来るよもぎ蒸し

などもあります。
日本では珍しい温灸器なので知らないよもぎ蒸しや耳灸は鍼灸師の先生も多いかもしれません。

ほうろく灸に関しては熱さを感じたらタオルを足す
と言う形ですが
他の2つは温かく気持ちが良い温灸になります。

お灸は熱い

というイメージは昔の事で
今は色々な道具を使い気持ちが良いお灸を体験することが出来ます。
縁里庵かつもと鍼灸院では日本中国韓国と様々なお灸道具を集め
良い物だけを患者さまに提供しています♪

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勝元宏亮

大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院の院長の勝元宏亮です。 大阪市内で年間7000人以上鍼灸施術を行い経験を積んでから泉佐野市に開業。 不妊症や自律神経失調症、腰痛、肩こりなど多くの疾患に対応し 患者さんの身体に合った施術を行っています。 鍼は江戸時代から続く日本伝統的な鍼灸施術を行い オリジナルの眼灸や耳灸など特殊な灸法を扱っています。 眼灸はオリジナルになりテレビ番組やYahoo!ニュースに掲載されました。 医師や看護師など医療関係者の患者さんが多く来院して頂ける鍼灸院になっています。 東洋医学的な目線から症状を考えています。

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