不妊症の施術/西洋医学と東洋医学

不妊症/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。

大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は不妊施術のお話をさせて頂きます。
西洋医学的な視点と東洋医学的な視点をご紹介します。
普段気を付けると良いセルフケアもご紹介しますね。

目次

不妊の定義と現状

「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間(1年)避妊することなく性生活を継続的に行っていても、妊娠の成立をみない場合」
(日本産婦人科学会)
※一般的には、避妊しなければ1年以内に80%が妊娠、2年以内に90%が妊娠すると言われる

日本の現状

・7組に1組(コロナ禍になりもっと減っていると思います)
・原因の割合は男女同じと言われています
・不妊治療をおこなう病院数、体外受精の実施件数は世界最多。累計出産数は最下位に近い。

生殖器と月経について

不妊症の事なら不妊施術が得意な泉佐野市のかつもと鍼灸院へ/泉佐野市・貝塚市・泉南市・不妊症

・正常な月経周期「28~35日」
・排卵期の子宮内膜「10mm前後」
・基礎体温は起床時に舌下で測る

・卵子
大きさ「0.1~0.2mm」
寿命「排卵から24時間(受精可能は6~12時間)」

・精子
大きさ「0.06mm」
寿命「平均3~5日」

西洋医学の不妊治療

不妊症/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

女性の不妊の原因と検査内容

原因
排卵因子、卵管因子、頸管因子、子宮因子、免疫因子
など
1番多いのは原因不明

検査
経膣超音波検査(エコー)、血液検査(各種ホルモン検査)、子宮卵管造影検査
抗精子抗体検査、フーナーテスト(性交ホルモン検査)、頸管粘液検査
AMH(抗ミュラー管ホルモン)

男性の不妊の原因と検査内容

原因
造精機能障害、精路通路障害、性機能障害、副性器機能障害

検査

精液検査
精液量・精子濃度・総精子数・総運動率・正常形態率・総運動精子数
などを調べる

血液検査(各種ホルモン検査)、抗精子抗体検査、感染症検査

不妊治療の方法

・タイミング法
排卵に合わせて性行為を持つ方法

・人工授精
女性の排卵に合わせて男性の精液を採取し、良い精子をチューブで子宮内へ注入する方法
※精子の移動距離(子宮頚管の長さ10cmくらい)を短縮するだけで受精・着床は自然妊娠と同じ

高度不妊治療

・体外受精
体外に取り出した卵子に精子をふりかけ、静止画自らの力で卵子に入るのを待つ方法

・顕微授精
体外に取り出した卵子に1個の精子を直接注入して受精を促進する方法

東洋医学の考え方

韓国の風景

これまでが西洋医学の考え方や治療方法でした。
これからが東洋医学(鍼灸院)の考え方になります。

・心と身体は一つ
精神が乱れると身体に不調が出ます。
身体が辛いと精神に不調が出ます。

・身体の持つ自然治癒力を活かした施術
身体を微小に傷つけ回復力を高める事で
自然治癒力を高めます。

・症状の場所ではなく、原因を解決し全体を整える
頭痛の原因が首のコリから来ることもあります。
何が問題で、解決するところはどこなのか?
お身体や生活習慣を聞きながら考えていきます。

家庭で出来るケア

食事/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

食事
旬の物を食べる、よく噛む、食べ過ぎない、甘いものを取り過ぎない
白砂糖、お菓子は控える
小麦粉も控える
果実はほどほどにする。卵胞の成長や子宮内膜にとっては良いため
貧血予防になる食べ物をしっかりとる
「鉄玉」という商品もおススメ
タンパク質はしっかりとる
甲状腺疾患のある方は海藻類に注意する事

水分
こまめに少しずつ飲む、一気飲みはダメ、できれば白湯を飲む

運動
ウォーキング、筋トレ、ストレッチ、呼吸法
過度ではなく気持ちが良い程度

睡眠
就寝時間や起床時間のリズムを整える。夜更かししない。

衣類
肌に触れるのは絹や綿など天然素材。締め付けし過ぎない

温める
頭寒足熱、手足や首、お腹、仙腸関節を温める
あずきのチカラを推奨

あずきのチカラ

沢山お洋服を着て、寝る前に靴下3枚着て寝る
という方も多いですが沢山着込むと締め付ける事で冷える事もあります。
生活習慣や鍼灸を行う事で、「外から温める」ではなく「中から温かい」
状態に持っていってみませんか。

妊娠のために大切な事

リラックス
・笑う
・さぼる事を覚える
(縁里庵かつもと鍼灸院に来られる不妊症の方はまじめな人が多いです。)
・頭で考えない(ニュースや不妊症の事をネットで調べない)
・基礎体温を測るのがストレスなら測らなくても良い
・ネットはストレスになるので、調べるなら美味しいご飯や旅行先を調べる
・身体はつねに頑張っているので、無理はしない
・楽しく集中できる趣味を作る

お灸のセルフケア

せんねん灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

鍼やお灸は体質や月経周期によってツボを変えて行います。
「このツボにすれば妊娠する」というわけではないですが
ご家庭でお灸を続けるという事は
冷えや緊張、身体のケアに最適です。
夫婦にお互いにお灸をするのもおススメです。
身体のケアになるのもそうですが
コミュニケーションを取る事で仲がさらに良くなる事も期待できます。
不妊症はお互いに意識をするという事が大切ですね。

お灸は「気持ちが良い」という熱さが良いです。
熱い!と思うとせっかくのリラックス状態が興奮状態になります。
縁里庵かつもと鍼灸院では「アロマ灸」をお勧めしています。
熱さが優しめのお灸になります。

・冷えや不調を感じたらお灸をしてみてください。
出来れば毎日の日課にもしてくださいね。

・お灸をする時は意識をする
変化があるのか?ないのか?気にするだけでも効果が変わります。

・出来る日は行いますが、出来ない日は仕方がないのであきらめましょう
無理は良くないです。

西洋医学でも東洋医学でも
ご夫婦が同じ気持ちを共有して「大切な人との子供を授かる」という目標を持ち
自分を責めない事も大切です。
すでに頑張ってきた事を認め褒めてあげてください。

しかし、妊娠にはリミットがあります。
時間だけは戻せません。
不妊治療を行っている病院や鍼灸院にぜひご相談ください。

縁里庵かつもと鍼灸院は泉佐野市で1番早く
不妊鍼灸を取り入れた鍼灸院です。
泉佐野市から堺市まで
多くの患者さまが来院されています。
病院の不妊治療はまだまだ確率が低いです。
鍼灸院で鍼灸を行ったからと言って
確立を100%にはなりません
しかし、少しでも確立を上げるために
鍼灸院でお身体のケアをしてみませんか。

不妊症でお困りの方は泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次