おはようございます。
大阪府泉佐野の鍼灸院
縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は陰包(いんぽう)というツボをご紹介します。
陰包はあまり有名なツボではないですが
妊活をしている方にはおススメのツボの1つになります。
それでは陰包の場所と効能とセルフケア方法までご紹介します。
陰包とは
![陰包/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2023/04/22981070.jpg)
場所:大腿骨内側上顆の上4寸で、縫工筋の後縁
大腿内側を「陰」といい、「包」とは包蔵する事を指す。本穴は脾および腎の二経脈の間にあり
脾・腎経脈は皆陰に属し、まるで包蔵する様子と同じである。また「包」は古くは胞に通じ、子宮を指し
脈気は子宮に通じているので、陰包と名付けられた。
と書かれています。
専門書なので説明は難しいですが陰包は不妊症にも良いという事ですね。
膝の上なので、短パンやスカートなら不妊症の鍼灸施術しやすい部位になります。
陰包の効能は
![効能/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/11/shutterstock_1091541332-2.jpg)
陰包の効能をご紹介しますね。
今回は3冊と少なめです。
臨床例は少ないのかもしれないですね。
また見つかり次第随時追記していきます。
1冊目の参考書籍は
上池先生の実践鍼灸学「経穴の探し方鍼の刺し方」です。
早産防止
流産防止
不妊症
重症には灸が良い
2冊目の参考書籍は「鍼灸治療基礎学」です。
膝関節痛
閉鎖神経痛
縁里庵かつもと鍼灸院では膝関節痛によく使いますが
不妊症の施術でもこれから使っていこうと思います。
3冊目の参考書籍は「鍼灸経穴辞典」です。
中国の書籍です。
月経不順
排尿困難
腰仙椎の異常から引き起こされてる下腹部痛
遺尿
配穴
排尿困難(中極、水道、陰陵泉)
月経不順(腎腧、関元、三陰交)
陰包のセルフケア方法
![セルフケア方法/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/11/pixta_28674511_M.jpg)
セルフケア方法ですが陰包はご自身で行いやすい部位になりますが
せんねん灸や台座灸は服が燃えないように気を付けてください。
短パンなどに履き替えて行う方が安全に使う事が出来ます。
この部位にマッサージを行うときは
腕を使いコロコロと腕を転がし全体的に刺激をすると良いと思います。
痛くて我慢できないくらい強くはしなくてもよいです。
気持ちが良い位に刺激をしてください。
大腿内側を鍛えると若々しくなれる
と一時期話題になりました。
バイクを乗る時に大腿内側に力を入れる為にバイク乗りは若々しい
という内容だったと思います。
バイクを乗らない方も家庭でボールを股に挟み
閉める運動をすると良いですね。
不妊症や早産防止は家庭で行う事も大切ですが
鍼灸院で鍼灸施術を行う事も大切です。
不妊症でお困りの方は大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院まで
ご相談ください。
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