不妊症の疑い不妊因子とは?

不妊症の分類/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は不妊症の疑い不妊因子のご紹介します。
ご存じの方は多いかもしれませんが
不妊症の原因の7割は原因がないと言われています。
しかし、原因があるのであればまずそちらから病院で治療を受ける事が必要です。
鍼灸院は原因不明の8割が対応しています。

目次

不妊症とは

効能/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

初めに不妊症の説明をさせて頂きます。
不妊症とは、夫婦が妊娠を希望し1年以上性生活を送っているのにも
かかわらず妊娠しない状態をいい、現在6組に1組のカップルは不妊症である
と言われています。
コロナ禍になり、もっと多くなっている可能性もあります。
施設によって異なりますが一般の病院での不妊治療で2年以内に妊娠する割合は
50%です。
長期間の治療でも良い結果が得られない場合や妊娠しても継続が困難なケース
は少なくありません。
また、排卵誘発剤による合併症として卵巣過剰刺激症候群や多妊娠などを
引き起こす危険性がある事が問題視されています。
50%の確立を少しでも上げる為に鍼灸施術を受ける方が増えています。
縁里庵かつもと鍼灸院では10年以上前から不妊症と鍼灸に取り組んでいます。

不妊症の分類

不妊症の分類/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

昔から不妊症の問題は女性だけだ
と言われていましたが本当は違いました。
男女に原因がある頻度は各々50%です。
男性不妊も多く、当時は調べていないから原因が分からなかったのでしょうね。

妊娠の成立が1度もないものを原発性不妊
過去に妊娠の成立があるがその後妊娠の成立がない物を続発性不妊

と言います。
また妊娠は成立するが流産や早産を繰り返して生児が得られない場合は
不育症と呼ばれます。

不妊症とは区別されていますが、広い意味では不妊症に含む場合もあります。

不妊因子とは

不妊因子/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

不妊因子とは?

排卵・内分泌因子
卵管・腹膜因子
子宮・頸管因子
男性因子
その他

に分類されます。
不妊因子は単一はなく
これらが混合した複数因子あるいは両性因子不妊症も多いです。
そのため、それぞれのカップルにおいて
全ての原因を明らかにすることは難しいです。
頸管因子または、原因不明不妊とされている女性約13%
男性約6%に精子の進入を阻害する抗精子抗体が見出されているとう報告もあります。
また、卵巣から放出された乱視は卵管采に捕捉され、卵管内へ取り込まれ
精子と受精し受精卵になります。
卵巣と卵管の間は直接つながっておらず、卵子は卵管采の粘膜と接触し捕捉されます。
何らかの理由で捕捉できなかった場合を捕捉障害と言い、原因不明不妊の約半数が卵の捕捉障害と言われています。

不妊因子病態
排卵・内分泌因子排卵に関する間脳ー下垂体ー卵巣系のいずれかに異常が生じても不妊になる。
その他、甲状腺、副腎など内分泌以上に基づく不妊
卵管・腹膜因子クラミジア感染症や子宮内膜症により、卵管留水腫や卵管管質部閉塞などにより
子宮外妊娠や不妊になる。卵管の機能的・器質的異常、および腹膜の異常に基づく不妊
子宮・頸管因子着床の場としての子宮の形態的・機能的異常に基づく不妊
男性因子造精機能障害、精路通過障害、副性器障害、精機能障害に基づく不妊
その他原因不明の不妊、肥満、るいそう、染色体異常によるものなど

最近ではAMH低値の患者さんもあります。
AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査は
簡単な血液検査で「自分の卵子の状態」を知る事が出来ます。
かかりつけの病院の先生に検査して頂けるか一度ご相談ください。
20代の方でも卵子の状態が悪い場合もあります。
不妊治療は早ければ早いほど良いと思います。

不妊スクリーニング検査

不妊/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

不妊を疑った場合に、まず不妊スクリーニング検査を行います。
不妊因子を病院で診断します。
さらに二次検査を行い、不妊原因を精査して、疾患に応じた治療を行います。

不妊症疑い/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

不妊の治療と流れ

不妊症の流れ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

不妊スクリーニング検査で不妊因子がある場合はその因子に対する治療を行います。
不妊因子不明の場合は、年齢などを考慮しながら順序で進めていきます。
まず基礎体温を計測し、排卵の時期を予測して性交のタイミング指導を行う
4~6か月継続しても妊娠に至らない場合は、排卵誘発法を併用しながら
運動精子のみを濃縮したものを注入し、人工授精を行います。
人工授精を一定期間継続しても妊娠に至らず、患者さんが希望する場合は
生殖補助医療技術(ART)が行われます。
ARTは採卵、採精し、造成機能障害なし~中等度のものは培養液中で受精、造成機能障害重度
のものは顕微鏡下に精子を卵子内に注入して受精させ、胚を子宮腔内に移植する。
通常、体外受精で妊娠が得られなかった場合に顕微授精が行われます。
もちろん年齢が高い方は順番が変わる可能性もあります。
かかりつけの医師と相談の上決める事をお勧めします。

不妊症/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

不妊症の鍼灸施術

鍼灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

縁里庵かつもと鍼灸院では婦人科を経て来院される方や婦人科に受診せず来院される方に
分かれますが、多くは婦人科に受診しながら鍼灸施術を行う方が多いです。
泉佐野市に不妊症が対応できる病院が2院あるのも影響されているのだと思います。
来院される患者さんは不妊因子が単一ではなく、複数因子または両性因子が多いです。
鍼灸院での鍼灸施術は病院での治療が2年間で50%という確率を
50%以上に上昇させるために行います。
患者さんの状態で刺激量やツボなどは変更するので、全く同じような施術は行っていません。

不定愁訴の改善が妊娠率向上の可能性があると報告がある事から
刺激過剰にならないように確認しながら不定愁訴の施術も行っています。
薬物の副作用など、様々な不定愁訴を訴える患者さんは多く
不妊治療が長期化することで、不定愁訴が増えていく傾向が多いです。
また、卵巣腫大、子宮因子のある患者さんは内臓の関連痛などで
腹部周辺に鈍痛や膨満感
場合によっては強い頭痛や吐き気、月経痛、月経日数増加、月経量の増大
など起こる場合もある。
不定愁訴がその日の施術ポイントになる場合も多いので
縁里庵かつもと鍼灸院では毎度施術前にはお身体の状態の確認は行っています。
今回は不妊症の疑い不妊因子についてご紹介させていただきました。
鍼灸は全ての不妊因子に対応しているわけではないですが
対応できる部分も多く
妊娠の確率を上げる為に病院との併用をお勧めしています。
泉佐野市で不妊症でお困りの方は縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください

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