おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
最近頭痛でお悩みの方が多く来院されます。
正確に言えば主症状+頭痛で来られることが多いです。
縁里庵かつもと鍼灸院では以前から頭痛には鍼灸が合っていて
実際頭痛の改善を多くしてきましたが
鍼灸=頭痛
とはなかなか知らず
メインの症状では来られる方は少ないです。
慢性的な頭痛で来院された方は
病院やゴッドハンドと呼ばれる整体院に行き
改善されず
縁里庵かつもと鍼灸院で頭痛が無くなった
と驚かれていました。
何故薬や整体では効かず
鍼灸で効果があるのか?
ご紹介していきます。
先日紹介したコリからも頭痛になる事が多いです。
ぜひご覧ください。
頭痛の種類
![頭痛/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/11/shutterstock_1091541332-2.jpg)
片頭痛
鍼灸院に相談に来るのでは一番多いかもしれない頭痛です。
ズキズキと脈打つような痛みが特徴です。
男性に比べて女性に約3倍多く見られる頭痛で、脳に血液を送る血管が拡張すると頭痛が起きやすくなります。
生理周期にも関連して起こります。
排卵期や月経直前~月経初日に起きやすいケースもあり、女性ホルモンが関係しているのではないかと考えられています。
吐き気が強く、光や音に過敏になることが多いです。
その他にもストレスや疲労のほか、寝すぎ・寝不足といった不規則な睡眠、梅雨や台風時期の低気圧といった天候の変化などがきっかけで頭痛が起こります。
緊張型頭痛
鍼灸院の主症状では来られませんが
鍼灸で効果が上げやすい頭痛になります。
頭全体が締めつけられるような痛みがあります。
精神的なストレスや、長時間同じ姿勢がつづくといった身体的ストレスが原因で首や頭の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こると考えられています。
また、目の使い過ぎによる疲労が筋肉のコリを引き起こし、頭痛を誘発することもあります。
頭痛が起きないようにするには、肩や首を温めて筋肉の緊張をほぐしてあげることが大切です。
群発頭痛
発作のピーク時に鍼灸を行っても効果は薄いかもしれません。
予防の為に鍼灸を行う
のであればよいと思います。
目がえぐられるような激しい痛みで、必ず頭の片側に起こります。
一度症状が出ると、1~2カ月間、ほぼ毎日、同じ時間帯に頭痛が起きるようになります。
多くの場合、痛みは15~180分程度続きます。
体内時計が関係しているのではないかともいわれています。
二次性頭痛
何らかの病気が原因で起きる頭痛のことをいいます。
二日酔いなどアルコールが原因で起こる頭痛もあれば、くも膜下出血や脳腫瘍といった命の危険につながるものもあります。
具体的なものとしては、心身症などからくる精神疾患による頭痛や、高血圧を原因としたホメオスターシス障害による頭痛など8種類ほどに分類されます。
頭痛は身体の不調の合図です。
これまで経験したことのないような強い頭痛が突然現れたり、手足の麻痺やしびれ・痙攣、激しい嘔吐、高熱などを伴う場合などは、すぐに病院を受診しましょう
頭痛の原因
頭痛の種類をご紹介しましたが
東洋医学では病名で考えるのではなく
患者さんの脈や腹診など状態を確認しながら施術方法を考えます。
頭痛の原因はストレスや生活習慣、病気など色々ありますが
原因の一つに首の筋肉のコリがあります。
これはスマホやパソコンの使い過ぎによる
筋肉の緊張であり、その緊張を取ってあげる事で
血流が良くなり頭痛が改善する事が考えられます。
実際に大学病院で鍼灸を行い頭痛がどの程度変化するのか?
評価をされていましたのでご紹介しますね。
![頭痛/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/10/頭痛日数週-1-1.jpg)
この大学病院では首の筋肉だけを狙い鍼灸施術を行い変化を統計を取りました。
個人の鍼灸院ではなかなか首のみを施術を行うというこ統計は取れませんが
全身施術を行う縁里庵かつもと鍼灸院に来院されている頭痛の患者さんも
同じように軽減され
最終的には頭痛が無くなる方も多いです。
薬ではコリを軽減させることは難しいです。
実際縁里庵かつもと鍼灸院に来院する近隣の医師が
コリは薬飲むより鍼灸をした方が早いです。
と言わています。
コリが影響する悪い影響
神経
【末梢交感神経異常】
・毛細血管浸透性亢進
・汗腺(放熱)機能変化
【慢性異常知覚入力】
・脊髄後角での促通
・末梢神経受容体発現変化
血管
・知覚神経の感受性変化
・毛細血管の透過性亢進域形成
・筋繊維束収縮の同期生異常
難しくて分かりませんよね。
簡単に言うと
コリを放置していると色々な悪影響が出てくる
という事です。
血流が悪くなると局所の温度も下がりますので
冷え性や頭痛になる事もあります。
以前縁里庵かつもと鍼灸院で
鍼を1本刺してサーモグラフィーカメラで撮影し
温度変化を調べたことがあります。
![鍼のサーモグラフィーカメラ/縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/05/27714345-A949-4937-BC43-9D87EE280E44.jpeg)
鍼を刺して5分ほど放置
しておくと温度が4.5度上昇しました。
このような結果を見ながら考えると
首に鍼を刺して置いておくと血流が刺している部分に集まり
血流改善が見込めます。
首は頭に繋がっているので
首の血流改善が行われると
頭にも血液が行きます。
頭痛の原因の一つに
頭に血液が足りない
状態だと考えています。
首がコリ血流が頭に行き辛くなり
頭痛が起きる
と考えているので
鍼を刺し血流改善をする事で頭痛の改善を行う事ができます。
![冷え性のお灸/縁里庵かつもと鍼灸院](https://katsumoto-shinkyu.com/wp-content/uploads/2022/05/5F2CB634-3796-4015-925A-2E367EA54059.jpeg)
オマケになりますが
せんねん灸という家庭で行うことが出来る
お灸をすることで、皮膚温が上昇しています。
鍼も灸も局所血流改善にはおススメ出来ます。
慢性的な頭痛で悩まれている方は
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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