おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は圧迫骨折の予防と改善方法
をご紹介します。
私が昔働いていた病院での実体験もご紹介していきますね。
圧迫骨折になりやすい人は?
圧迫骨折は高齢者の方が多くなる疾患です。
また、骨粗しょう症などある方も気を付けなければいけません。
圧迫骨折を予防するためには、以下のような対策を考えることが重要です。
ご紹介していきますね。
バランスの良い食事:カルシウムとビタミンDは骨の健康維持に重要な栄養素です。
乳製品、葉野菜、魚などを摂取して、十分な栄養を摂るよう心がけましょう。
正しい運動:運動は骨の健康を促進するために重要です。
ウォーキング、ジョギング、ヨガ、軽量トレーニングなど、骨に負担のかかる運動を取り入れて骨密度を向上させましょう。
転倒予防:転倒による骨折を防ぐために、家庭や外出先で転倒をしないように気を付ける事がが大切です。
正しい靴の選択:正しいフィット感と足のサポートを提供する靴を選ぶことで、歩行中のバランスを守ることができます。
最近では大き目の靴屋さんに行くと合った靴を測定してくれるサービスもあります。
リスク評価:骨密度の測定や医師の診察を受け、個人のリスクを評価しましょう。
医師からのアドバイスに沿って、適切な予防策を講じることは大切です。
禁煙と過度の飲酒の回避:タバコや過度のアルコール摂取は、骨の健康に悪影響を与える可能性があります。
これらの習慣を減らすか、止めることを検討しましょう。
適切な医療ケア:骨粗鬆症などの骨に関連する状態を持っている場合は、定期的な医療検査と適切な施術を受けることが重要です。
バランスを意識するためのエクササイズ: バランスを意識するためのエクササイズやヨガなどの活動を取り入れることで、転倒リスクを軽減させることができます。
安全な姿勢の維持:正しいことを心がけることで、骨にかかる負担を適切に分散し、骨折のリスクを軽減させる姿勢ができます。
ビタミンDは太陽に当たると産生されるので、出来るだけ外で太陽に当たりましょう。
夏場は熱中症に気を付けてください。
ご高齢の方は座布団の厚さでも滑ると
大腿骨の骨折になる場合もあります。
私の経験でもせっかちの方が圧迫骨折になる可能性が高いです。
行動は慌てずゆっくり動くことをお勧めします。
気を使い過ぎは圧迫骨折になる?
ここからは実体験にはなりますが
私が病院に勤務していた時代
物凄く気を使う患者さんがいました。
順番表に名前を書き忘れられ
後から来た方が抜いて行っても気を使って待たれていた患者さんです。
その方の肩甲骨の間にある背骨を見てみると盛り上がっているのが分かります。
東洋医学的に見ると肩甲骨がこっている方は”気を使う”方が多いです。
気を使う方は肩甲骨周辺の筋肉が硬くなり
背骨に負担をかけ、背骨が盛り上がり
圧迫骨折になりやすい状況になります。
これは気を使う方が多い特徴になります。
もちろん腰が悪い人は腰の筋肉が背骨を圧迫し
腰部圧迫骨折になりやすくなります。
圧迫骨折の予防方法は?
圧迫骨折になりやすい所の食事や運動も大切になりますが
筋肉を柔らかくする
事も重要です。
患者さんによくたとえ話で伝える事をご紹介します。
ステーキ肉を食べる時に
生では食べないと思います。
包丁でスジを切り、フライパンで温めるとお肉が柔らかくなります。
人間も同じで
筋肉は年を取ると硬くなってきます。
鍼でスジを切り、お灸で温める事で柔らかくします。
肩こりや腰痛の場合も同じ理屈ですよね。
圧迫骨折の場合も骨の負担を減らすために
筋肉を柔らかくすることが重要になります。
鍼灸は圧迫骨折の予防や痛みの軽減に役立ちます。
私は病院に勤務時代に往診で、圧迫骨折の患者さんにお灸をしに行っていました。
圧迫骨折は病院でも保存的治療が主で
すぐに改善する
わけではないですが
痛みの軽減にはお灸は良いと思います。
圧迫骨折は痛みで動けなくなることが多いので
食事や運動を行い
圧迫骨折の予防を行う事が重要です。
泉佐野の縁里庵かつもと鍼灸院では訪問鍼灸も行って負いますので
お困りの方はご相談ください。
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