おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はエコーという機械を使った鍼灸のセミナーのご紹介です。


エコーとは
医療用のエコー(超音波検査)は、超音波を利用して体内の臓器や組織の状態を非侵襲的に観察する診断技術です。以下にその概要を説明します。
仕組み
超音波の利用:高周波の音波(人間の耳に聞こえない周波数)をプローブ(探触子)から体内に送信。
反射波の解析:音波が臓器や組織に当たって反射した波をキャッチし、コンピュータで画像化。
リアルタイム画像:動的な映像として臓器の形状や動きを表示。ドップラー機能を使えば血流も可視化可能。
主な用途
産科:胎児の発育や異常(心臓の動き、器官の形成など)の確認。
内科:肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢などの臓器の異常(腫瘍、結石、炎症)の診断。
循環器科:心臓の動きや弁の状態、心筋の異常を評価(心エコー)。
その他:乳腺、甲状腺、関節、血管などの検査。
特徴と利点
安全性:放射線を使用しないため、妊娠中や乳幼児にも安全。
非侵襲的:体を切らずに検査可能で、痛みや副作用がほぼない。
即時性:リアルタイムで結果を確認でき、診断が迅速。
費用対効果:他の画像診断(CTやMRI)に比べ比較的低コスト。
検査の流れ
1. 患者は検査台に横になり、検査部位にジェルを塗布(超音波の伝導を助ける)。
2. 医師や技師がプローブを皮膚に当て、モニターで画像を確認。
3. 検査時間は通常10~30分程度。
4. 検査後、ジェルを拭き取り、すぐに日常生活に戻れる。
限界
– 骨や空気(肺、腸内ガス)がある部位は超音波が通りにくく、観察が難しい。
– 画像の解像度はMRIやCTに比べると劣る場合がある。
– 検査者の技術や経験に結果が左右されやすい。
医療用エコーは、簡便で安全な診断ツールとして、病院やクリニックで広く活用されています。
鍼灸院で行っている所は少ないですが、今回の講師はエコーを使って安全に刺鍼する事が出来るように普段から臨床で使われている先生です。
エコーセミナーの内容
日にち:8月17日
時間:12時~16時
場所:森ノ宮医療大学
参加費:鍼灸師10,000円学生8,000円
講師:樋口尚生先生
・エコーを使って鍼を安全に刺す
・基礎的な断層の見かた
・施術方法などを教えていただきます。
鍼灸師はエコーを使っている所が少ないため
使える先生は少ないですが実際に使っている樋口先生をお呼びし
エコーの使い方や鍼を刺入すると筋肉の反応はどのようになるのか?
お灸や吸い玉をすると筋肉に変化があるのか?
小鍼刀を使うと鍼との違いがあるのか?
など興味があります。
私自身が興味があったので、樋口先生にお願いしセミナーしていただきます。
エコーの会社数社にお願いし、デモ機でエコーを数種類借りれました。
参加者の方にはエコーの使い比べをしていただきます。

樋口先生が作ってくれた資料ですが分かりやすいと思い
会ったことはありませんがセミナーを依頼しました。

鍼灸師にも学生さんにもおすすめのセミナーになります。
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