おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は頻尿の原因と対策と鍼灸施術をご紹介させていただきます。
悩まれている方も多い頻尿ですがなかなか相談することが出来ないと言われています。
東洋医学的には頻尿の原因の1つに「老化」があると考えられています。
今回の鍼灸施術は老化に対する施術をご紹介しますね。
頻尿の原因
頻尿の原因を西洋医学的にご紹介させていただきます
頻繁な尿の原因
過剰な水分摂取:水分や飲み物を多く摂取すると、頻繁に尿の原因となることがあります。
尿道感染症または膀胱炎:尿道や膀胱の感染症は頻尿になる事があります。
膀胱筋の過活動:膀胱筋が異常に刺激されることで、頻繁に尿が発生することがあります。
糖尿病:高血糖状態によって、のどが渇くため水分を多くとりがちで、この結果、排尿の頻度が増えます。
膀胱結石:膀胱内に結石がある場合、頻尿になることがあります。
頻尿の改善方法
頻尿の改善方法を西洋医学的にご紹介させていただきます。
水分摂取の調整:適度な水分を摂り、過剰な水分摂取は避けましょう。
尿道感染症や膀胱炎の治療:尿道感染症や膀胱炎の症状が頻尿の原因である場合、医師の処方に従って適切な治療を行いましょう。
膀胱筋の過活動の治療:膀胱筋の過活動が頻繁の原因である場合、医師に相談して適切な治療方法(薬物療法や筋トレーニングなど)を受けることが重要です。
糖尿病の管理:糖尿病が頻尿の原因である場合、血糖値を正常範囲に置くために医師の指示に従って治療を行います。
膀胱結石の治療:膀胱結石が頻繁な尿の原因である場合、医師に相談して結石の除去や治療方法を検討しましょう。
原因がある場合は治療を優先してください。
鍼灸施術と併用して行っていく事もお勧めします。
東洋医学的な頻尿
東洋医学的な考えと改善方法をご紹介しますね。
頻尿の原因の1つに老化があると言われています。
これは高齢の方は下腹部がペコンとへこんでいる方が多く
下腹部は東洋医学的には「腎」に関係します。
腎は生殖器に関係が深いと考えられていて
生殖器は老化ともかかわりが深くなります。
下腹部に力がないと老化現象と言われています。
おへそが黒い方も腎虚(じんきょ)と言い老化現象と言われています。
お爺さんがトイレに行きチョロチョロとしかオシッコが出ないのは
下腹部に力がないためです。
小さな子供の場合は老化現象がないためオシッコの出は良いですね。
しかし、お爺さんが洋式トイレでオシッコをする時は下腹部が押されオシッコの出が良くなることが多いですが
下腹部に力がついたわけではないので、一時的ですね。
下腹部に力がない方は食べ物を変えてみる事や生活習慣を改善する事も大切です。
鍼灸で言うと
下腹部に鍼やお灸をすることが必要になります。
お腹に鍼は痛い事もありますが
お灸は喜ばれる事が多いです。
しかし、数分では効果はなく数十分お灸をする事が必要です。
実際にサーモグラフィーカメラで撮影をしてみました。
へその下に固定し、棒灸というお灸を40分行いました。
棒灸は温かさが分からないほど低温で
長い時間をかけて熱を深部に浸透させます。
本場中国では1時間から2時間
棒灸を使う事もあるとの事です。
縁里庵かつもと鍼灸院で使う時間は通常15分ほどですが
今回の実験では40分おいてみています。
33.1℃から37℃まで温度上昇をしていました。
お灸で温めているから当たり前なのでしょうが
40分温める事で下腹部に熱を浸透させて
頻尿の改善する事が出来ます。
もちろん1回の施術ではなく、定期的に行う事が大切です。
東洋医学的には下腹部に力がないのは弱っている状態で
お灸の熱で下腹部を元気にしていきます。
栄養補給のようなものですね。
1度の栄養補給ではすぐに枯渇してしまうので
何度も定期的に行い
老化と頻尿の改善を行っていきます。
頻尿でお困りの方は泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院まで
ご相談ください。
コメント