おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はせんねん灸太陽をご紹介させていただきます。
縁里庵かつもと鍼灸院でもよく患者さんにおススメしています。
今回はせんねん灸太陽の説明と使い方、中身まで少しコアな内容までご紹介します。
せんねん灸太陽
せんねん灸太陽は火を使わないお灸としてせんねん灸の会社から販売されています。
火を使わず貼るだけで気持ちの良い温熱効果が3時間
衣服の下に貼り、そのまま外出もできる
画期的なお灸です。
メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が使っていたので一時期有名になりました。
せんねん灸太陽の使い方
せんねん灸太陽の使い方は簡単ですが間違えると勿体ない事もあるので、
使い方をご紹介します。
蓋を外す時に気を付けるのは、引っ張る力が強すぎると
本体も一緒にめくれてしまい発熱材がこぼれてしまいます。
破けた場合は使わず、灰皿などに入れ温度が下がってから捨ててください。
裏のシートは簡単に取れるので失敗のリスクはないと思います。
貼り方にも気を付けた方が良いのは
接着面は外側にしかなく真ん中には肌にくっつかないようになっています。
赤い丸の部分が接着面で
真ん中はくっつきません。
思っているより外れやすいです。
使う場所は外側が浮かない方が外れるリスクは下がります。
特に腕などはよく動かすので、筋肉が少ない方は取れやすいかもしれません。
粘着面が少ないので、再度貼りなおすと更に取れやすくなります。
1度貼った場所は変えない方が良いと思います。
1つ辺り100円近くしますので
失敗の無いようにお使いください。
せんねん灸太陽の中身
手持ちのせんねん灸太陽では材料は書いていませんでしたが
ホッカイロと同じ「鉄粉」「水」「保水剤」「活性炭」「塩」ではないかと思います。
中身の温度を測ってみると計測できた最高温度は66度でした。
※今回は実験で中身を開けましたが危ないのでマネはしないようにしてください。
温度だけ見るとめちゃくちゃ熱い?と思いますが
これは燃焼温度なので、皮膚に直接当たる温度ではないです。
空気に触れるのも大きいので通常使うのよりも熱くなっているかもしれません。
皮膚に直接当たる温度も計測してみました。
Maxが44度位になり、温度を維持しています。
20分計測しましたが3時間持つというだけあり温度は下がっていません。
直接皮膚に貼りサーモグラフィーカメラで皮膚温を撮影してみました。
使用前の皮膚温が31.8度さすがに3時間は計測できないので
10分後に外すと皮膚温は37.4度になっていました。
機械的にも体感的にもそこまで熱くはないですが
背中に貼り背もたれなどで押し当てたりすると温度が上がり
低温火傷になる可能性もあります。
私は低温火傷になりました^^;
火を使わないから絶対安全ではないので気を付けてお使いください。
しかし、温かさと長時間温めるのならホッカイロの方が安くて良いのではないか?
と思いますが
せんねん灸太陽とホッカイロの違いはもぐさシートです。
皮膚と温熱材の間にもぐさシートというものが入っています。
もぐさシートが入っているからなんだと思いますが^^;
もぐさはヨモギでヨモギは温める成分があります。
実際に温度が上がるのか?
試してみました。
モグサは火を使わなくても温かい?
一掴みのもぐさを手のひらで持ってみました。
持っているだけでも温かいのですが
ブログを見ている方には分からないと思いますので
サーモグラフィーカメラで撮影してみる事にしました。
計測時間は1分です。
30.5度から34.3度
4度近く温度が上がっていました。
持っているから温かくなっただけじゃないかと思われるかもしれないので
測定器にもぐさを置き温度を計測してみると
4分測りましたが
そこまでの温度変化はないのは分かりました。
手で持つことで温かくなる細かい基準は色々とあるのでしょうが
もぐさに当たるだけでも多少温度が上がる
というのは間違いではないかと思います。
火の使わないお灸
せんねん灸太陽は発熱材ともぐさシートを使いダブルで温めます♪
セルフケアには最適だと思いますが
セルフケアではなかなか良くならないときは
お近くの鍼灸院にご相談ください。
泉佐野市なら縁里庵かつもと鍼灸院へご相談ください^^
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