お灸で湿気を撃退!?温灸のススメ

湿気

おはようございます。

泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。

今回のお話は縁里庵かつもと鍼灸院が考えると東洋医学的なお話になります。

お盆も終わり

これから秋に向かっていくとは思いますがまだまだ暑い日が続きそうですね。

ご存知の通り日本は周りが海で囲まれ「湿気の国」

になっています。

患者さんで多いのが「湿気」で体が負けてしまい様々な症状が出てきます。

・身体が重くなる

・頭痛・頭が重い

・自律神経が乱れる

・身体がむくむ

・食欲がわかない

・関節が動かしにくい

などの症状が出てきます。

夏場は冬場より水分は多くとるようになりますが、日本は湿気の国なので

会話をしていても必要以上に身体の中に水分が入ってしまうことが原因です。

水は2リットル飲む方が良い

いつからかそんな話を聞くことが増えましたが

湿気の国でそんなに水分は必要ですか^^;?

白いご飯の中にも水分が入っていて

果物にも当然水分があります。

水分過多になると「水毒」という病気になることもあるので、
飲み過ぎは気をつけないといけませんね。

食事にも水分が含まれており必要なのは実は1.2リットルほどと言われています。

じゃあ朝に1.2リットル一気に飲むと今日一日は水は飲まなくても良いのか?

それも間違いですよね。

大切なのは適切な温度、量を飲むことです。

冷たいお水と白湯、常温のお水、沸騰した水なら白湯が一番早く吸収してくれます。

大切な事は早く吸収してくれることもですが、体の負担が少ないです^^

冷たい水なら胃腸が冷え、胃腸の温度を下げ胃腸にダメージを与えますが

白湯なら温度を下げないで負担なく吸収をしてくれます。

体内に水分が増えた時に必要なことは

1番は運動ですね。

身体を動かすことで体熱を上げて、水分を蒸発させます。

経験があるかはわかりませんが

運動するまでは嫌で嫌で仕方がなかったけど、運動してみるとスッキリした経験はありませんか?

体内にある余分な水分が運動することで蒸発して身体が軽くなっているのでしょうね^^

お灸で湿気を撃退の話が脱線しましたね・・・笑

身体に湿気が溜まると先程書いた上記の症状が出てきます。

2番目はお灸です。

お灸をすることで水分が蒸発し、体が軽くなる

と言われています。

お灸というと熱いおのイメージがありますが

温灸というお灸を使うことで、長時間同じ場所を温めると湿気が蒸発して、体が軽くなります。

少し前に取り上あげたほうろく灸も似たような感じですね^_^

お灸と言っても色々な種類があり

家庭で使えるせんねん灸

せんねん灸

鍼灸院で使う棒灸など

棒灸

があり

せんねん灸は身体の奥底と言うよりは皮膚表面を温めます(ツボがきちんとあっていれば中にも届きます)

棒灸は長い時間同じ場所に置いておくことで熱が体内に入ります。

今回は棒灸を主に書かせていただきますね^^

棒灸は縁里庵かつもと鍼灸院ではかなり使用頻度は高くなります。

中国に直接行き棒灸10本入りを100箱ほど購入するほどです(ほぼ買い占めです笑)

お腹に置く棒灸

背骨を温める督脈通陽法

督脈通陽法

首を温める首灸

首灸

これらを使います。

ちなみに督脈通陽法と首灸は近々施術のオプションで取り入れ予定です^^

10分以上温める事で体内の余分な水分が蒸発し、身体が軽くなる

今の時期おすすめの灸法になります♪

あとは頭にするか?体にするか?でいろいろと変わってきますが

ご自宅で行うならヘソの上が胃の上になりますので、そこを温めると良いと思います。

お灸は匂いもありますので、電子レンジで温める

へそ灸も良いですね^^

へそ灸

ぜひ一度お灸で温活をしてみませんか♪

ここからは湿気の時期に特に気をつけると良い方法をご紹介します^^

暑くなってくるとクーラーを使う日も増えると思います。

お風呂に入った後はクーラーのついた部屋に行き冷たい麦茶を飲むと

美味しいですよね^^

しかし

お風呂に入った後は汗をかきます。

東洋医学的には汗をかくと言うのは、体温を下げるモードに入っている状態です。

体温が44度を超えると酸素系に変化が起こり回復できなくなります。

つまりはお風呂に入るとお湯の温度よりも汗をかき

体温を下げるように働きかけている状態になります。

体温を下げる状態のままクーラーを使っている部屋に行き冷たい麦茶を飲むと

一気に身体が冷えてダメージを食らってしまいます。

夏場に起こるヒートショックのようなものですね^^;

お風呂上がりはクーラーのついていない部屋で汗がひくまで

ゆっくりとして、その後にクーラーを使っている部屋に行く方が身体の負担は少ないです^^

お風呂だけが危険か?

というとそういうことではなく

例えば

喫茶店で冷たい氷水とクーラーがついている部屋から

暑い外に出る場合や

クーラーがガンガンについているスーパーから出ると

ヒートショックが起こる可能性があります。

これから暑くなってきますので

急激に冷やして、急激に温めないように気をつけましょうね^^

むくみの症例1

先日肋間神経痛の施術に来た患者さんが
四度目の施術では、肋間神経痛の痛みはなくなり
施術に来る二日前に足がむくんできたそうです。
泉佐野市のかつもと鍼灸院に来院されたときには
あしがぱんぱんに腫れていました。

全体的に施術をしてむくみの施術もして帰ってもらいました。
その患者さんは泉佐野市で飲食店を経営されており
その日の夜に食べに行きました。

患者さんに聞いてい見ると
帰ってから数時間寝て、お水は飲んでいないけど何度もトイレに行き
右足の足首以外の腫れていた所はへこんだみたいです。

そして先日メッセージが届き
むくんでいた所は元に戻り
喜んでくれていました^^

まだ働く世代の方ですし、一人経営の方なので
『身体は資本』であります。
もちろんサラリーマン、OL、主婦の方もそうですが
身体を壊しては生活できません。

身体を壊さないように鍼灸施術をしていったほうがいいですね^^

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