おはようございます。
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
中国灸道具の販売はベイスで定期的に行う予定です。
GW中に中国からの輸入が入ってくる?
と期待していましたが
まだ入ってこないみたいです^_^;
今回輸入した中で、目玉がこちらの道具です。
督脈通陽法という
背骨を温め自律神経失調症などを良くする
灸施術をする為に購入したものですが
普段は特大クリップに棒灸というお灸を4本使い
使用してました。
不妊鍼灸や精神疾患の方におススメしていますが
15分から20分ほど使用するので、手間がかかりほかに患者さんがいない時にしか使えないのが欠点です。
棒灸4本でも気持ちが良く
眠たくなる督脈通陽法ですが
両手で16個お灸を使えばどれだけ
気持ちが良いのか?
それとも熱く感じるのか?
この督脈通陽法の最大の欠点は
自分自身で体験出来ない
だったりします。
中国から道具が届きましたので追記したいと思います^^
今回注文したのは既に書いていますが
8箇所もぐさをつけることで、一気に温めることができる灸道具です。
実際に燃やしてみましたが
かなり煙たかったです^^;
写真のもぐさはとりあえず試してみたい
と思い中国もぐさを使いましたが
実際使おうと思っているのはこのもぐさではなく
棒灸というもぐさになります。
督脈通陽法は
横向きの患者さんの背骨を10分から20分ほど温める
というやり方です。
背骨を温める事で、自律神経系に良い施術方法で、気持ちがよく寝られる方が多いです^_^
欠点としては10分から20分
お灸を続け離れられないので手間がかかる
というもの^_^;
眠りが浅い
何度も目が覚める
など神経が高ぶっている方も
寝れるようになった
と言われています^_^
鍼が怖い方にも全体の刺激量を減らす事ができるので、鍼灸初めての方にもオススメできます♪
しかし、手間がかかる施術法になりますので
1人鍼灸院では、時間的に余裕がある時のみの施術になります^_^;
実際につけてみましたが
新品の棒灸を使うと
長くて重い・・・笑
小さくなった棒灸を使う方が使い勝手は良いかもしれません^^;
実際に使う時には
棒灸8個
両手で使う予定なので、16個のもぐさを使い
背骨を温めます。
4個の棒灸でもかなり温かく気持ちが良いと評判なので、16個ならどんな感じになるのか?
楽しみです♪
熱い場合は数を減らせば良いですし、調整は色々とできると思います^^
1番の問題は16個の棒灸を一気に鎮火することができない
ということです。
棒灸を消す道具もありますが
16個用意するのも大変ですし^^;
真空状態にすれば火は消えるので大きめのアルミ缶でも探してみようと思います。
新しい道具を使った督脈通陽法が試行錯誤を重ねてついに
2023年に縁里庵かつもと鍼灸院の正式な灸法になりました♪
全身施術費用+1000円になります。
督脈通陽法のみの施術なら2000円になります。
日本で多分初めて輸入した鍼灸院なので、使い方を調べるのに時間はかかりました。
督脈通陽法を施術前後でサーモグラフィーカメラを使って、温度の差を測ってみました。
背骨を10分ほど督脈通陽法で温めましたが
施術前が32°
施術後が38.8°
施術前が多少中心点からズレていますが
6°以上の変化はありました。
この患者さんはパニック発作に苦しまれていましたが
督脈通陽法を行って一気に楽になり
『夏場でも長袖を着ないと寒かったのが身体が温まった』
と驚かれていました^_^
当分の間はサーモグラフィーカメラで、温度変化を測ってみたいと思います♪
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