おはようございます。
大阪泉佐野の鍼灸院
縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は胃のムカムカの鍼灸施術をご紹介します。
胃のムカムカにはこのツボ!も大切ですが
もっと大切な事もあります。
今回はその辺りを重点的にご紹介しますね。
胃のムカムカの原因は?
縁里庵かつもと鍼灸院に来院される方で多くは「鍼灸で胃のムカムカが取れますか?」
とよく質問されます。
胃のムカムカに関しては、鍼灸で刺激することも大切ですが
生活習慣を良くすることが大切になります。
胃がムカムカする場合には、胃の働きが低下しているために消化がされていないことが考えられます。
よく知られたように、食べ過ぎや飲み過ぎ、脂っこいものの摂り過ぎなども原因になります。
また、感染性胃炎、インフルエンザなどの初期症状として現れることもあります。
食事を抜くなどして安静にしていれば治まる胃のむかむかもありますが
むかむかした状態が何日も続く場合には注意が必要です。
そんな時は病院に行くことも大切です。
実際の問診方法
縁里庵かつもと鍼灸院で行わさせていただいている問診をご紹介します。
ご相談された患者さんには生活習慣を確認しています。
今回ご相談された方の状況をまとめました。
冷たいものは飲まない
お酒は飲む
早食い
3食食べる(お菓子も間食する)
でした。
この状況を継続しながら
鍼灸で胃のムカムカの施術を行っても
良い結果は出来にくいです。
車で例えるとアクセルとブレーキを踏み続けている状況だからです。
鍼灸の効果を高めるには生活習慣を正す必要がありますが
全てを改善する必要はありません。
出来る事を改善していく必要があります。
上記の患者さんの場合は
冷たいものは飲まない→継続
お酒は飲む→楽しみなので止めれないので継続
早食い→ゆっくり噛むように練習する
3食→運動量のわりに食べていたので2食に減らしてみる
という改善案をご提案しました。
鍼灸施術を行っても多くても週1回
食事は1日3回早食い
の状況で胃のムカムカを減らす事はなかなか難しく
中国では病院に入院し、1日2回
食事制限をしながら鍼灸を行いますが
日本ではそういうわけにはいきません。
なので、患者さんへの意識を変える事も大切になります。
暴飲暴食をしながら鍼灸をしても胃の状態は改善されないので
暴飲暴食を止めませんか?と言う提案はしています^^
暴飲暴食を止めたくないけど、胃の状態を改善したい
と言う方もいますが、当然時間がかかります。
別の患者さんで「下痢が止まらないから鍼灸で何とかして」
と言う相談があり
下痢止めの薬を飲んでも効かない
生活習慣を確認すると
「毎日アイスクリームを2つ食べている」
患者さんで、お腹が冷えて下痢になっている状況でした。
下痢が治るまでまでアイスクリームを止めれないですか?
と提案したところ
「アイスクリーム美味しいから嫌!」
と断られました^^;
生活習慣を変えず早く効果を出してほしいはなかなか難しいと思います。
お腹のムカムカにおススメのツボ
家庭で出来るおススメのツボをご紹介します。
とりあえず今日からできるようにとツボは2種類に限定しています。
せんねん灸やあずきのチカラを購入し毎日試してみてください。
足三里は胃のツボとして有名ですが
すきっ腹に行うと胃潰瘍になると言われているツボです。
せんねん灸などが良いと思います。
中脘はへそと胸骨下端の中脘にある為に中脘と言われています。
せんねん灸や台座灸では熱が入りにくく
あずきのチカラなど30分程度温かい物がお勧めです。
眠る前にお腹を温めてあげてください。
胃のムカムカを止めるには
生活習慣まで変えないといけません。
今回は食べ物の話を中心にご紹介しましたが
ストレスなどがある場合はストレスを減らす事が必要になります。
大阪泉佐野で胃のムカムカでお困りの方は縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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