おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は紫雲膏灸というお灸を使って、サーモグラフィーカメラで撮影し
皮膚温が上がるのか?実験してみました。
撮影協力頂いたのは長野県の鍼灸師の先生です。
紫雲膏灸とは?

皮膚に漢方軟膏の紫雲膏を塗布し、その上にモグサをのせて点火して行う灸法の総称でです。
安藤譲一先生が漢方薬の軟膏である紫雲膏を、お灸の熱を和らげる緩衝材として日本で初めて活用し
そのお弟子さん達が始めた灸法です。
最近では越石まつ江先生が越石式紫雲膏灸として有名です。
越石式は安藤譲一先生の紫雲膏灸を継承・発展させた灸法になります。
越石先生はおQバームを使い
紫雲膏灸をされています。
お灸の効果ではなく紫雲膏の効果ではないか?
との質問でおQバームを開発されたとの事です。
紫雲膏灸の手技の一つの糸状灸を使い肩甲骨周辺にお灸をしてみました。
まず紫雲膏灸前の温度を計測しました。

紫雲膏灸を行う前は29.9℃の皮膚温でした。

紫雲膏灸直後は30.4℃

紫雲膏灸を全て取り除いた後は34.8℃と上昇していました。
29.9℃→34.8℃
紫雲膏灸前後で4.9℃ほど上昇しているのですね。
お灸をしているので皮膚温が上がるのは当たり前だと思いますが可視化出来ると分かりやすくてよいですね。
ただサーモグラフィーカメラも固定して撮影してはいないので、まったく同じ場所か?
と言われると多少場所は変わっているので、参考程度に考えています。
サーモグラフィーカメラは”皮膚温”を計測する機械なので深部体温までは分かりません。
縁里庵かつもと鍼灸院には深部体温を計測する機械もあるので、近々深部体温と紫雲膏灸でご紹介できるようにまとめていきたいと思います。
深部体温とは
深部体温(しんぶたいおん)とは、脳や内臓など身体の内部にある器官の温度のことです。生命維持のために外気温の影響を受けにくく、通常は (37.0) ℃前後(約 (36.5~37.5) ℃)に一定に保たれています。体温計で測るわきやおでこの温度は「皮膚温(表面温度)」と呼ばれ、深部体温はそれよりも約 (1) ℃高く、医療現場では直腸や鼓膜などで測定されます。
縁里庵かつもと鍼灸院で持っているのは耳で計測するタイプの深部体温の器械です。
すでに何回かは計測したりしています。
少し前に東京で紫雲膏灸の勉強会があり、講師の越石まつ江先生にお願いし紫雲膏灸を行うときに深部体温を計測させていただきました。

紫雲膏灸を行う前の深部体温になります。
ここからどう変わるのか?を実験しました。
また今月来月と紫雲膏灸と深部体温で計測する機会があるので、まとめられたらご紹介をさせて頂きます。
まとめ
紫雲膏灸とサーモグラフィーカメラでは皮膚温の上昇はあるが精度が気になるので、
深部体温はこれから何例か行いまとめれるようであればまとめようと考えています。
他にもサーモグラフィーカメラで計測しているのもありますので、近々公開したいと思います。


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