小児の震え鍼灸での施術例

小児の震え

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
先日小児の震えに小児鍼をできませんか?と問い合わせがありました。
震えと言っても強弱あり、お電話では状態はよくわからないですが、病院で調べてもらっても原因は分からないということなので、鍼灸施術を行うことになりました。

目次

小児の震え

小児の震え

ご相談に頂いたのは何もしなくても手足が震えている
というご相談で、問診の時も震えが止まりませんでした。
寝ているときも震えが止まらないような気がする・・とも言われていました。
パーキンソン病やてんかんの可能性も考えましたが病院では何も問題はないとの事なので
最後の手段で鍼灸を・・・と来院していただきました。

「子どもの手が小刻みに震える」
「緊張すると体がブルブルする」
「何もしていないのに手や体が震えることがある」

このような子どもの震えを見て、心配になる保護者の方は少なくありません。

医学的には「震え(振戦)」とは、本人の意思とは関係なく、身体の一部が比較的規則的に繰り返し動く状態を指します。
小児の震えは、単純な体の反応から神経系や内分泌・代謝の病気まで、さまざまな原因によって起こることがあります。
2025年に発表された小児の震えに関するレビューでも、良性のものから神経疾患や全身性疾患に伴うものまで幅広い原因が報告されています。

子どもの震えは「自律神経の乱れ」だけで説明できるものではありません。まずは西洋医学的に、どのような震えなのか、いつから始まったのか、ほかに症状がないかを確認することが大切です。

子どもの震えにはどのような種類がある?

震えを考えるときには、「いつ震えるのか」が重要になります。

例えば、何もしていないときに震えるのか、手を伸ばしたときに震えるのか、字を書く・食事をするなど手を動かしたときに震えるのかによって、考えられる原因が変わってきます。

小児では、特に「動作をしているときに現れる震え」が比較的多いとされています。

また、乳幼児には「ジッタリネス」や「シェダリング・アタック」など、震えに似た動きがみられることもあります。
これらは必ずしも重大な病気を意味するわけではありません。

一方で、震えが長く続く場合や、徐々に強くなっている場合には、原因を確認する必要があります。

考えられる原因

小児の震えには、さまざまな原因があります。

代表的なものとして、緊張や疲労などによって生理的な震えが強くなる場合、薬剤によるもの、甲状腺機能の異常、低血糖、カルシウム・マグネシウム・ナトリウムなどの電解質異常、ビタミン欠乏などがあります。

さらに、遺伝性疾患や神経疾患、まれではありますがウィルソン病などが原因となることもあります。

そのため、「子どもが震えているから自律神経が乱れている」と決めつけることはできません。

震え以外の症状にも注意

小児の震え

小児の震えでは、震えそのものだけではなく、ほかの症状が一緒に出ていないかを見ることが非常に重要です。

例えば、

・突然、震え始めた
・歩き方がふらつく
・バランスが悪くなった
・力が入りにくい
・意識や反応に変化がある
・頭痛や嘔吐を伴う
・震えが徐々に強くなっている

このような場合は、鍼灸を受けることよりも先に、小児科などの医療機関で診察を受けることが大切です。

特に「突然始まった震え」や「ふらつきなどの神経症状を伴う震え」は、速やかな神経学的評価が推奨されています。

また、服用している薬が震えの原因になることもあります。
例えば、バルプロ酸やβ刺激薬などでは姿勢を保ったときの震えが副作用として現れる場合があります。
甲状腺機能亢進症が疑われる症状が一緒にある場合には、甲状腺機能の検査が検討されます。

鍼灸ではどのように考える?

鍼灸院で子どもの震えについて相談を受けた場合、まず大切なのは「震えの原因を決めつけない」ことです。

いつから震えるようになったのか、どのような場面で起こるのか、睡眠や疲労との関係はあるのか、緊張すると強くなるのかなどを丁寧に確認します。

すでに医療機関で検査を受けている場合には、その診断や経過を踏まえたうえで、鍼灸を補助的な選択肢として考えることができます。

例えば、緊張や疲労、睡眠不足などによって症状が変化する場合には、身体の緊張を和らげたり、リラックスしやすい状態を目指したりする目的で鍼灸を検討することがあります。

ただし、鍼灸は震えの原因となっている病気を診断するものではありません

「子どもの震え=自律神経の乱れ」と考えるのではなく、まず必要に応じて医療機関で原因を確認する。
そのうえで、鍼灸を取り入れることができる状態なのかを考えることが大切です。

子どもの震えが気になるときは、震え方だけを見るのではなく、「いつから」「どんなときに」「どのくらい続くのか」「ほかに症状があるのか」を観察しておくと、医師に相談するときにも役立ちます。

お子さんの震えについて心配なことがあれば、まずは小児科などの医療機関に相談しましょう。
そのうえで、医学的な問題が確認された場合や経過を見ながら鍼灸を検討できるケースでは、医療機関と連携しながら慎重に対応することが大切です。

震えの小児はり

小児の震え/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

小児はりは大人の鍼とはまた違い
刺激量は弱いです。
中国の小児針は刺激は強いですが、日本は刺さないでさするだけの鍼が多いです。
縁里庵かつもと鍼灸院の小児はりも刺さない鍼を使います。
お子さんはくすぐったいと笑いながら動き回る子が多いです。
今回の震えで重要なのは頭の小児はりが重要かな?
と思いながら施術を開始しました。
小児はりは全身短い時間で行うことが重要で、雑談をしながら行いました。
最後に頭に小児はりを行うと震えが軽減していくのが良く分かりました。
1回目の施術なので、持続性などは分かりませんが
止まらなかった震えが小児はり後に軽減するのは親御さんも驚いていました。
家庭でも出来る方法をお伝えし、お帰り頂きましたが
即効性があるのはお子様だからかもしれません。
大人になり年を取るほど効果はできにくくなります。

まとめ

2回の来院があり震えはどうなったのか?確認してみると
震えは止まり気にならなくなったと驚かれていました。
1人だけの症例なので、全員に効果が有るのか?は分かりませんが小児はりを行うことで小児の震えが多少なりとも効果はあるのかもしれません。
小児の震えはまずは病院で調べていただき、原因が分からないときは小児はりを選択肢に入れても良いかと思います。
お身体の不調でお困りのことがありましたら泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次