おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はらくらく灸で湧泉にお灸をして足の温度は変化するのか?
実験したので、結果をご紹介します。
らくらく灸って?
〜らくらく灸の特徴〜
台座が大きいので、一人でも簡単に扱えます。もぐさが大きいので、たくさん据える必要がなく、1壮でも温灸効果が長続きします。温熱範囲が広いので、正確な位置がわからなくてもツボを確実に刺激します。台座の通気穴からよもぎ成分を含んだ温熱がツボに浸透します。
ユニコネットストア
日本で販売している台座灸では1番大きいのがらくらく灸です。
最初見たときは使いどころあるのか?
と思いましたが最近は冷え性の強い場所に使うようになりました。
冷え性にらくらく灸
らくらく灸ソフト
実際にらくらく灸ソフトを湧泉に置き計測してみました。
1人目は27.5℃から26.5℃に温度が下がっています。
真ん中は使用中で1番熱い皮膚温になっています。
2人目は22.7℃から24.3℃
こちらは上がっています。
YouTubeにらくらく灸ソフトの温度変化を載せてみました。
らくらく灸レギュラー
次はらくらく灸レギュラーを計測してみました。
18.6℃から19.8℃に温度上昇していました。
2人目は24.2℃から25.4℃に温度上昇していました。
レギュラーはどちらも温度上昇をしていました。
2人だけなので、もっと多くの人を計測しないといけませんが
参考程度にはなると思います。
らくらく灸レギュラーもYouTubeに載せています。
低精製の台座灸
らくらく灸ソフトだけではなく
低精製の台座灸(ゆっくり燃える)で温度計測をしてみました。
ツボは同じ湧泉です。
25℃から25.1℃と上がっていましたが誤差の範囲だと思います。
高精製の台座灸
次は高精製の台座灸を湧泉にしてみて温度が上がるのか?
調べてみました。
20.3℃から22.8℃と温度上昇がしました。
低精製と高精製も1回しか試していないので、参考程度にしていただきたいと思います。
温熱の持続時間は?
今回はツボではなく、温熱の時間を計測してみました。
サーモグラフィーカメラで温度計測が出来る中心点に台座灸を置き
火を付けます。
その後熱感がなくなるまで放置し、台座灸を取り
熱感が何分持続したのか実験しました。
今回実験したのはらくらく灸ソフト(右足)らくらく灸レギュラー(左足)です。
自分の足に行ったので、左右全く同じところに置いての計測は出来ませんでした。
温度を計測中は出来るだけ動かないようにしていましたが誤差はあるかもしれません。
右足(らくらく灸ソフト)
11:11→15:25
28℃台まで計測したかったのですが地べたで計測をしてしまい
座っているのが痛みが出てきたので15分で終了しました。
台座灸を取って4分位は温度が戻らないのは分かりました。
左足(らくらく灸レギュラー)
10:17→14:33
こちらも同じ4分位ですが元の温度には戻りませんでした。
次に行うときは時間のある時に行いたいと思います。
まとめ
今回は湧泉で試しましたが
もう少し人数を増やして、らくらく灸や低精製と高精製の差を調べてみたいと思います。
らくらく灸ソフト | らくらく灸レギュラー | 低精製台座灸 | 高精製台座灸 | |
温度 | 27.5℃→26.5℃ | 18.6℃→19.8℃ | 25℃→25.1℃ | 20.3℃→22.8℃ |
22.7℃→24.3℃ | 24.2℃→25.4℃ |
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