おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は病院での鍼灸という名前で私が経験した
病院で行ってきた鍼灸施術をご紹介します。
何件か病院で勤務しましたが
マッサージのみの病院
鍼灸とマッサージの病院
鍼灸のみの病院
と違いがありました。
私は鍼灸をしたくて鍼灸師になったので、最後の病院のおかげで
今開業できているのだと思います。
めちゃくちゃ大変でしたが^^;
病院と縁里庵かつもと鍼灸院で行っている違いで大きく分けてみると
病院 | 鍼灸院 | |
値段 | 0円~400円 | 5000円 |
時間 | 5分以内 | 50分前後 |
刺激量 | 強い | 弱い |
頻度 | 週2~6回 | 週1回~月1回 |
私が働いていた病院では大きく分けてこんな感じになります。
値段は保険が効く分
安くはなりますが
施術時間は短くなりますね。
今は医療費も変わってきているかもしれませんが
8年以上前の値段です^^;
途中から2人になりましたが
1人で鍼灸を行っているときに医師に言われたのは
「1時間で12人午前中3時間で36人出来るやろ」
なかなかハードでした。
鍼灸だけで来院していた患者さんもいましたが
ウォーターベッドや電気を当てている患者さんもいました。
総時間は1時間ほどかかっているかもしれません。
病院勤務で人間関係が大変だったせいもあり
1人で開業しようと思いました(笑)
事務員さんや看護師さんは仲良くさせて頂いてましたが・・・
病院で怒鳴り声とか机叩いたりは怖いですよね。
脱線しましたが
刺激量に関しても
短い時間で変化を出さないといけないため
病院では強めにしていました。
変化がないと帰ってくれない事もありました^^;
鍼はトリガーポイントや森秀太郎先生と言う鍼灸師の先生をメインに使っていました。
毎日朝昼に本読みをして
似たような患者さんがいたら試してみる
今も朝始まる前に本読みはしていますが
診れる人数は病院の方が多いので
かなり勉強にはなりました。
短い時間で何かしら変化を出せるように鍼刺激を行い
お灸は火傷をするお灸を背中に沢山していました。
大きさ的には米粒よりも小さいお灸です。
このお灸を何回も繰り返し使っていました。
大阪では背中にお灸をするお寺があり
泉佐野市でも年に1回かお灸をしに来る
と言う話は患者さんから聞いたことがあります。
病院のある地域は鍼灸に理解のある場所だったから
許されたのでしょうね。
泉州地域でも病院で鍼灸をしていましたが
火傷させたら医療過誤扱いになっていたかもしれません。
病院からは火傷はそこまで言われなかったですが
人によりお灸の数が違うのが問題視されたことはあります。
症状で数が違うのは仕方がないですが
患者さんからしたら「あの人は数が多い」とクレームが入ったのかもしれません。
開業してからは灸点紙という紙を使い火傷をさせなくしたり
温灸と言う温かいお灸を使っています。
泉佐野市は鍼灸が初めての方が多いので
火傷をすると伝えたら来られませんね^^;
刺激の強い短い施術は変化は出しやすいですが
体質までは変えれなかったです。
週に5回ほど通わないといけない
事は治癒力を高めれないのではないかと思いますが
病院の経営的な事があり勤め人には言えない事ですね^^;
自分で院を持ってからは
痛みを取る事もそうですが
体質改善に力を入れています。
体質改善は
毎月ぎっくり腰になっていた人が
ぎっくり腰になりにくくすることを目標にしています。
生活の質を高めるのですね。
必要なら刺激の強い鍼灸も行いますが
基本的には優しい刺激で行います。
縁里庵かつもと鍼灸院に来院される方は
鍼灸が初めての方が多いからです。
症状の辛いときは週に1回
健康維持なら月に1回など
わけています。
無駄に通わせる必要はないと考えています。
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