無月経の鍼灸施術とセルフケアにおススメのツボ8選

無月経/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。
大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は無月経の鍼灸施術を
西洋医学的な目線と東洋医学的な目線とおススメのツボをご紹介します。

目次

無月経とは

女性は規則的に月経が来るはずの年齢になっても月経がない状態を無月経と言います。
しかし、子供や高齢者、妊婦などにみられる無月経は”生理的無月経”と言い異常ではありません。
それ以外の無月経は”病的無月経”と言い医師に相談しなければいけない異常になります。

病的無月経の種類

原発無月経
続発無月経

2種類があります。
満18歳を過ぎても月経が来ない状態を「原発無月経」と言います。
これまであった月経が3か月以上ない状態を「続発無月経」と言います。
原発無月経は染色体異常が原因でなる事が多く、続発無月経よりも重症な事が多いです。
病院で検査を受ける事が大切です。
続発無月経は縁里庵かつもと鍼灸院でも見る事が多いです。
次は東洋医学的な無月経の説明をご紹介しますね。

東洋医学的な無月経とは

東洋医学的に無月経の原因を考えると
血枯(けつこ)
血滞(けったい)
と言います。

血枯は病後の貧血や産後の出血による無月経になります。
症状としては

消化不良
下痢
四肢の冷え
めまい
動悸
精神的な疲労感
全身の虚脱感
顔や唇のつやの悪さ

などがあります。
血滞の無月経の原因と症状は

悩み
怒り
憂い
思いなど感情の起伏や月経中に冷たい飲食物を摂り過ぎたりします。
月経が突然止まり
下腹が常に痛み
胸部の苦悶感
側胸部の痛み
口の中が苦い
便秘

などの原因と症状が出ます。
血滞は血液だけではなく滞りがあると起こります。
例えばイライラすると頭に血液が行きますが他の部位でも血液不足になります。
イライラが続くと頭で滞り、各部位でも滞りが出来
最終的には病になります。
鍼灸施術は滞りを流し
正常な状態に持っていく事を目的としています。

東洋医学的な鍼灸施術

血枯による無月経のおススメのツボをご紹介しますね。

腎腧

腎腧/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:おへその裏側でちょうどウエストのくびれライン、背骨から指2本外側。
両手を腰にあてたときに親指があたる場所に腎兪があります。
「腰が痛いな」と思った時、腰をトントンとたたく場所、そこが腎兪です。


脾兪

脾兪/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院
青丸が脾兪

場所:第11胸椎(T11)棘突起下縁と同じ高さ、後正中線外方1.5寸(約4.5㎝)
赤い丸の肝兪から背骨2個分(指3本分くらい)下です。


気海

気海/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:おへそから指2本分下へ行った所


足三里

足三里/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:膝の少し下、向う脛(スネ)のちょっと外側です。
正確に説明すると「膝のお皿の下3寸、脛骨(スネ)の外の筋肉の上」に取ります。
しかし、3寸といってもよく分からないと思います。
ご自身の指4本分と考えてください。

血滞による無月経のおススメのツボ

血海

血海/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:足ひざのお皿のやや上、内側にあるツボ。 皿から指4本分くらい上にあり
足を伸ばしたときにできるくぼみの上端にあります。


足三里

足三里/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:膝の少し下、向う脛(スネ)のちょっと外側です。
正確に説明すると「膝のお皿の下3寸、脛骨(スネ)の外の筋肉の上」に取ります。
しかし、3寸といってもよく分からないと思います。
ご自身の指4本分と考えてください。


三陰交

三陰交

場所:ふくらはぎの内側で、骨の際にあります。 内くるぶしから上に3寸の場所です。
内くるぶしから指四本分上にあります。
骨際で押して痛みがある場合が多いです。


合谷

合谷/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所;合谷は、親指と人差し指の骨が”合”わさる場所の、前の”谷”間にあります。
軽く手を開いた状態では、骨のすぐ前が谷間のように凹みます。
※普段から指を強く使うような方は、筋肉が発達して盛り上がってる可能性もあります。
赤色が学校で習う一般的な合谷で
青色の方が澤田流という流派の合谷です。

無月経と鍼灸施術をご紹介しましたが
セルフケアで改善しない場合は
本格的な鍼灸施術を行う必要があります。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院で無月経の施術を受けてみませんか。
お困りの時はご相談ください。

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