こんにちは。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は足の冷え性予防のお灸をご紹介します。
以前も足の冷え性予防のモニターを募集する
とブログ記事でも書きかましたが
今回はまた違う種類のお灸道具になります。
前回のお灸道具含めてご紹介しますね。
冷え性予防のお灸
今回ご紹介する冷え性予防のお灸は
中国で販売しているお灸道具です。
仰向けで寝た状態で、足を入れて温める
というお灸道具で、日本でも縁里庵かつもと鍼灸院しか持っていないかもしれない
足専用のお灸道具です。
使い方も試行錯誤になりますが
実際に試してみました。
今回は布を被せるパターンと布を被せないパターンで
サーモグラフィーカメラで足の冷えの温度変化を調べてみました。
まず布を被せないパターンで計測してみると
0.6度上昇しましたが
冷え性改善できる?
とは思えないですね。
足元はモグサが燃えているので温かいですが
熱が逃げてしまうのが原因でしょうね。
次に布を被せるパターンをご紹介します。
布はこのようにして足全体を覆いかぶさるように使います。
モグサを大量に使うので、煙は凄いです。
この状態でサーモグラフィーカメラで計測してみると
5.7度上がっているのが分かります。
この足のお灸は布を被せて使う方が効果は高くなりますね。
この足は縁里庵かつもと鍼灸院の勝元が試しましたが
そこまで冷えてはいなかったので、少し足の裏が熱かったです。
冷え性の方には良いですが冷え性がない方には熱いかもしれませんね。
患者さんにモニターになってもらい温度計測をしてみました。
3人の方にモニターになって頂き
サーモグラフィーカメラで撮影をさせて頂きました。
足裏は水平にならず
指先がお灸に近く
かかとは遠くなる傾向があり
中心部の温度はあまり変わらず
指先は温かくなる
という事が多いかな?
という結果でした。
これを数回行い
冷え性改善できるのか?
を経過を見てみたいと思います。
附子灸と足のお灸
以前ご紹介したトリカブトで作った附子のお灸がありますが
今日ご紹介した足のお灸
どちらが冷え性改善効果が高いのか?
サーモグラフィーカメラで撮影し、差を調べてみました。
サーモグラフィーカメラでの差は足のお灸の方が全体的に温もります。
附子灸は一点のみなので、足を温めるだけでは熱源は弱い感じがしますね。
附子灸は終わった後1時間以上ポカポカとします。
附子はトリカブトと言い身体を温める効果が高い生薬です。
その場では変化が少なくても効果が持続しやすいのかもしれませんね。
附子灸はモニターを募集し、何度か試してみましたので来院時の温度を計測させて頂きました。
お1人のモニターさんは3回、もう1人のモニターさんは2回附子灸を試し冷え性改善を試しました。
お1人目の方は3回目はかなり温度は上がっていました。
最低でも3回は必要かもしれませんね。
重症の方はもう少し必要だと思います。
まとめ
足のお灸道具と附子灸
ご紹介しましたが
2023年の1月は足のお灸道具を使い
冷え性改善をしていきたいと思います。
煙が出ますので、お灸の香りが気になる方は使い捨てのヘアキャップなどをお使いください。
今回は無料でのモニターにはなりますが
全身施術か不妊施術を受けられた方限定になります。
ご予約の込み具合で出来ない事もありますので
当日モニター体験できるのか?
ご相談ください。
冷え性でお困りの方は大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご連絡ください。
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