おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は中国から届いた肩こりようのお灸と
トリカブトを使った附子灸(ぶし)という
お灸のご紹介というか
自分の身体で実験です。
今回使ったのは中国から輸入した肩専用のお灸と附子(ぶし)灸を使いました。
肩灸は数年前から販売されないか?
探していた商品で、2022年にやっと見つけました。
実際に使ってみると
温かく気持ちいいですが
熱感は少し弱めの印象です。
中国のお灸は大きく熱いので
日本のお灸では火力が弱いのかもしれません。
まだ10回ほどしか使っていないので耐久性などは
分かりませんが、座って使用できるのでイベントなどに使用したいと思っています。
肩に使うお灸はこのように装着します。
固定できるので多少動いでも落ちる事はないですが
掃除しながら肩灸を行うと少しずれます
座って使う方がよさそうです。
(当たり前だとは思いますが)
附子灸はお世話になっている鍼灸師の先生に頂いたもので
本来はこのようにモグサの下に置き
そのまま燃やします。
附子(トリカブト)は温める性質があります。
生姜も温める性質がある事は有名だと思います。
生姜よりも附子(トリカブト)の方が温める強さは強いです。
生姜は冷え性の方に使う事が多く
附子(トリカブト)病的な冷えに使う事が多いです。
他にも痛みやしびれの特効薬と言われています。
漢方薬剤師の先生がリウマチにも使っていると教えられました。
写真の附子灸は現在市販されておらず手に入らない貴重な道具になります。
漢方の附子を手に入れ作る事は可能かもしれませんが
製造方法は企業秘密と古書で書かれていました。
肩のお灸を装着し熱感と附子が直接当たるように
服を脱ぎ附子を置き
お灸が直接当たりませんが使用しました。
お灸を直接置くことでエキスが出る
と言われています
今回は直接お灸は置いていませんが熱感は当たっていました。
実際に使ってみると
肩灸の温かさはありましたが
附子灸の特有の温かさは弱い感じでした。
手や足に附子灸を行うとお灸を行っていた場所が
長時間温かい感覚が持続する
という特徴があります。
これは生姜灸でも同じような感覚がありますが
附子灸の方が長いです。
今回の実験では肩灸と附子を行うのは附子の良さを
発揮できないかもしれません。
しかし、附子灸はこれからの季節冷え性などにも良いとは思いますので
一度モニターを取りサーモグラフィーカメラで撮影し
足の温度変化を検証してみたいと思います^^
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