おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はコロナワクチン後遺症の1症例をご紹介させていただきます。
コロナワクチン後遺症とは?
Q.ワクチン接種後に遷延する症状(いわゆる後遺症)が生じるのでしょうか。
厚生労働省コロナワクチンQ&A
A.現時点において、ワクチンが原因で接種後に遷延する症状(いわゆる後遺症)が起きるという知見はありませんが、接種後の遷延する症状を含めた副反応が疑われる症状について実態把握をする研究に取り組んでいます。
厚生労働省は現状コロナワクチン後遺症については研究段階にはなっています。
国が推進して、ワクチン接種を行った手前
後遺症などは大々的に告知できないのかもしれません。
コロナワクチン後遺症で悩まれている人は多く
実際に大阪泉大津市では独自に動いています。
泉大津市では、新型コロナウイルス感染後及びワクチン接種後の長引く不調や副反応などで悩まれている方に、症状の緩和や改善につなげ、生活の質(QOL)の向上を図ることを目的として、西洋医学だけでない、代替療法など自己治癒力を高めるためのプログラムを実施しています。
泉大津市新型コロナ後遺症改善プログラム
新型コロナに感染後やワクチン接種後に長く続くお身体の不調は
鍼灸施術などが効果的です。
今日は1症例にはなりますがご紹介させていただきます。
コロナワクチン後遺症の1症例
10代男性、学生、泉佐野市在住
2回目のコロナワクチン接種後に体調不良になる。
頭痛やふらつき、倦怠感
起立性調節障害の疑いやコロナワクチン後遺症があると病院では診断されています。
朝起きれず学校にも行けない状態が1年続き
西洋薬の薬や漢方薬を飲んでも変化がないため来院
コロナワクチン後遺症の鍼灸施術
コロナワクチン後遺症の鍼灸施術は体質改善から行います。
体質改善は1回の施術では変化は出にくいですが
週1回の施術を数か月続け、体質を改善していきます。
頭皮鍼や皮膚刺絡、井穴刺絡などその日の体調とともに刺激量を変えていきます。
鍼灸が初めての患者さんだったので、刺激は最初は弱めから始め
少しずつ刺激量を変えていきました。
効果が出始めたのは3か月ほど経ったあたりです。
皮膚刺絡を初めて行い
次回来院時身体に変化が出てきました。
そこから調子は上下はありましたが
半年位経つと学校にも通えるほどになっていました。
現在は2週間や3週間に1度調子が悪くなると来院するように伝えています。
考察
来院数か月はほとんど変化がなく
肩こりが少し楽になっただけかな?
位でした。
それでも来院していただき変化が出るまで通っていただきました。
コロナ後遺症やコロナワクチン後遺症は体質改善することが重要になります。
1回や数回で劇的な変化をすることは珍しく
今回の患者さんのように1年以上経っていると回復まで時間はかかります。
数回通って変化がないから効果がない
と思う方が多いですが
最低でも3か月は通ってみることをお勧めします。
もちろん今回の患者さんのように若い方のほうが早く変化が出るので
年を重ねると3か月では効果が出ないこともあります。
そのあたりは鍼灸師までご相談ください。
新型コロナ後遺症やコロナワクチン後遺症でお悩みの方は
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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