おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はこれからの季節増えるであろう花粉症のツボをご紹介します。
私も昔は花粉症で薬を飲んでいましたが
今は薬も症状も出ていません。
体験した気を付けていることともご紹介しますね。
花粉症とは
ご存じの方がほとんどだとは思いますが
日本では1963年にブタクサ花粉症が報告されたみたいです。
症状は鼻水、くしゃみ、鼻づまりが多いのではないかと思います。
目のかゆみ、異物感などもあります。
私は鼻水、くしゃみ、鼻づまりでした。
薬はアレグラを飲んでいて、飲むと症状が抑えれていました。
他にも点鼻薬を使っていましたが市販の物だったので、使い過ぎで
”薬剤性鼻炎”になっていました。
市販の点鼻薬は血管収縮剤が入っていて、何度も使うと炎症が起こり
鼻づまりが起こります。
鼻づまりが起こるからまた使って炎症を作り
の繰り返しで悪循環を繰り返していました。
鍼灸師になり、開業し他の鍼灸院に通うようにしながら
食べ物を変化させたら花粉症の症状が減りました。
1年中花粉症だったのが
鍼灸を定期的に行う事で、最近花粉症がないと感じるようになり(たまに出てた)
食べ物をキノコをよく食べるようにしたらほとんど出なくなりました。
この後に花粉症に効果的なツボ
をご紹介しますがツボだけではなく
身体の調子を整えることが大切だと思います。
攅竹(さんちく)
攅竹の場所:眉毛の内側でくぼみがある場所
縁里庵かつもと鍼灸院でもよく使うツボになります。
顔は内出血しやすいですが眉毛の上なら分かりにくいですし
刺絡という手技を使うとさらに良い反応が多いです。
迎香(げいこう)
場所:両鼻の外側のくぼみがある所
強く押すと鼻が通りやすくなります。
内出血すると目立つ所ではありますが
今はマスクで気にしない方もいますが無理して刺さなくても良いです。
常連の患者さんは鼻にするお灸を使う方もいます。
鼻灸は私も試しましたが
座って行うと煙が目や鼻に入り涙や鼻水が出てしまいます。
寝転んだ状態で使うと気持ちが良く
花粉症の患者さんも調子が良いと言われました。
欠点は重さで顔に形が残るくらいです。
1時間もしなうちには元に戻ると思います。
百会(ひゃくえ)
両耳の先から頭のてっぺんの真ん中が百会になります。
これは学生の時中国に研修に行った時にいた先生に教えられました。
その先生も花粉症で寝る前に百会に鍼をしてそのまま寝る
と言う話をされていて、私もマネをして鍼をして寝ました。笑
縁里庵かつもと鍼灸院の施術で行う場合は
うつ伏せで百会に刺鍼し、身体を動かすときには抜きますので
ご安心ください。
上星
場所:顔の左右の中心と髪の生え際から2cm程上がったところです。
上星は鼻閉塞といって、鼻つまりになっているときに灸をすえると、すうっと通りが良くなります。
風邪をひいて水鼻がダラダラ出て困る時に灸をすえると即座に鼻汁がとまります。
家庭で行う場合はお灸よりマッサージの方がお勧めです。
印堂
印堂は眉間の中央にある、ほんのわずかに窪んでいるツボです。
押して痛気持ちいい位の圧が良いです。
あまり強く押さえると顔面は内出血が起きる事もあるので、強く押さえすぎないようにしてください。
天柱(てんちゅう)
場所:髪の毛の生え際付近、首の太い骨の外側にある。
足三里
場所:足の骨を真ん中から軽く押し上げ骨に当たった外側に押して気持ちが良い場所が足三里
足三里は万能のツボで有名です。
胃腸関係に効果が高く、お腹が空いているときに
刺激をすると胃酸が出過ぎて胃に穴が空くと聞いたことがあります。
満腹時に行うと問題ありません。
他にも目や鼻の不快感にも良いと言われています。
学生の時中国だったかは記憶にはないですが
胃の胃液が蒸発して鼻水が出る
と聞いたことがあります。
胃に熱があり花粉症が出ているから、胃熱を取る事が花粉症の施術につながる
と言う話だったと思いますが
実際そこまでは分かりません。
私自身は食生活を変えると花粉症に良いと実体験をもって感じています。
今日刺激をしたり食生活を変えたりしてもすぐには変化しませんが
身体を整え、食生活を改善し
嫌な花粉症と決別してみませんか♪
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