おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は鍼と灸どちらが良いのか?それとも両方した方が良いのか?
ご紹介させていただきます。
縁里庵かつもと鍼灸院的にはどちらもした方が良い
が考えになります。
鍼の方が合う人の特徴
鍼が合う人の特徴をご紹介しますね。
若い人
痛みに強い人
鍼特有の響きが好きな方
免疫力が強い方
などです。
鍼はステンレスですが
身体にとって異物になります。
異物が身体に入ってくると追い出そうと
血液が集まります。
鍼を刺すツボは血流の悪い部分なので
血流の悪い所に鍼を刺す事で血液が集まり
血流改善が起こります。
小児はりなどは子供は刺さず鍼で擦るだけで効果があるのは
子供の免疫力が強いからなんでしょうね。
しかし、年配の方や免疫力の弱い方だと血液が集まらず
効果が薄くなってしまいます。
そこでお勧めなのがお灸です。
お灸が合う人の特徴
お灸が合う人の特徴をご紹介します。
年配の方
慢性病
免疫力が弱っている方
などになります。
鍼は刺したところに血液が集まる
と書きましたが
お灸はお灸の温かさで血液が集まります。
昔は火傷をさせていたので、数日間刺激が続き
慢性病に効果が高かったです。
今は火傷の痕は残りませんが、温灸で長時間温めお灸の後は赤くなり
医学的には火傷の一種になります。
もちろん見た目は火傷はしていません。
鍼と灸どちら良いの?
今回の本題ですが
鍼と灸どちらが良いのか?
どちらでもいいのか?
を考えてみましょう
鍼だけがいい
お灸だけがいい
とたまに言われますが
縁里庵かつもと鍼灸院的にはどちらも使った方が良いです。
この後出かけるのでお灸の香りが気になるというのなら
鍼だけが良いです。
よく患者さんに説明するのは
鍼は自分で料理や買い物に行く
灸は自分で出来ないからヘルパーさんに手伝ってもらう
若い人など何でもできる人がヘルパーさんに全て任せていると
身体が弱ってきます。
年配の方が歩けないのに1人で買い物に行くと怪我をする可能性がありますので
そんな時はヘルパーさんに手助けをしてもらう
鍼だけを年配の方にするのは負担が大きく免疫力を超え怪我になる可能性があり
お灸を中心とした施術がお勧めです。
若い人でも免疫力が弱い方はお灸中心にした方が合っていたりします。
免疫力が弱いと鍼を刺しても血液が集まらず
効果が薄くなったり、刺激を強くすると免疫力より怪我になる事もあります。
お灸はお灸の熱で血液を集める為に免疫力が弱っている人にもお勧めです。
縁里庵かつもと鍼灸院では鍼灸両方行った方が良い
という考えは
免疫力が高い人は鍼中心にして
免疫力が低い人は灸中心に行うからです。
免疫力が高い人は鍼だけでも良いの?
と思うかもしれませんが
鍼も灸も一長一短があります。
両方使うことで効果を高める事ができると私は考えています。
長年鍼灸として併用してきた事を考えると
両方行う事が身体の改善の一番の近道だと思います。
時間をかけても良い!
というのであればどちらかでも良いと思います^^
お身体の不調でお困りの方は鍼灸専門の
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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