おはよございます。
鍼灸もいまだに摩訶不思議な施術と言われますが、
昔はもっと摩訶不思議な施術があり、その当時は認知されていたみたいです。
今回の内容は70代の患者さんとのお話で聞かせて頂いた内容です。
昔は摩訶不思議な施術があり、それが帽子屋さんや葬儀屋さんがやっていたとの事でした。
私も初めて聞く事もあり興奮気味にお話しを聞かせていただきました^_^
イボ取りには出刃包丁
※患者さんからのお話なので、信用するしないはお任せします。決して真似だけはしないでください(^^)
約50年以上前に患者さんが子供の頃
病院でも取りきれなかったイボが、葬儀屋のおばちゃんが行うイボ取りで、イボが取れたと言うお話です。
イボの取り方が特徴的で『両手に出刃包丁を持った葬儀屋のおばちゃんが出刃包丁をイボに当てる』と言うもの
施術時間は2分程度
それでも病院でも取りきれなかったイボが取れたみたいです^_^;
今なら施術とは言え出刃包丁を体に当てられるって色々と問題が起こりそうな感じですが、その当時は普通だったんですかね。。
施術費用は盆と正月に一気に払っていたみたいです。
つけ払いみたいなものでしょうか。
元々知り合いで、お互いの信頼関係があるから出来た時代なんですね^_^
疳の虫は白色or黒色
関西地方では疳の虫と言えば子供の病気と思われますが関東地方ではあまり馴染みがない病気だと思います。
疳の虫はキーキー声を出したり、人を咬むんだりします。
いわゆる神経が高ぶった状態です^_^;
こめかみに青スジや頭髪が立っている子供が多いです。
手の薬指に青白い線が疳の虫と言われ、その虫が暴れるからキーキー言ったりすると言われていました。
疳の虫に剃刀を当て切る事で疳の虫を切る
虫切りになったみたいです。
元々は虫切りは鍼灸師の仕事というより、民間の呪医(まじない師)によって虫切り、虫封じ、疳封じなどの施術が行われたそうです。
今回お話しを伺った患者さんもまじない師にやってもらったとのことでした。(本職は帽子屋のおばちゃんとの事です)
しかし虫切りではなかなか効きづらい時は手のひらに『虫虫虫』と何度も書いたそうです。
そうすると黒い霧のようなものが出て、疳の虫が取れたと仰ってました。
私は疳の虫は白色と思っていたので、白色と黒色がある事に驚きました^_^;
ちなみに頻度は虫切りが週に一度、虫と手のひらに書くのは虫切りがあまり効かない時に月に1回程度のようです。
手のひらに虫と書く方が効果が強い事にも驚きましたが。。
昔の本ですが、霊能力、鍼灸漢方、整体などが紹介されています。
当時の流行りが分かり面白いですよ^_^
まとめ
以上出刃包丁イボ取りと疳の虫のお話でしたがいかがでしょうか?
出刃包丁を当てるだけなら法律は問題ないのかは分かりませんが、虫切りは医師以外は出来なくなりましたので、今は理解のある病院以外では行われてはいないと思います。
疳の虫は切らなくても鍼灸院で対応出来ることが多いので、お近くの鍼灸院に相談するか
粗塩でお子様の手を洗ってあげると疳の虫が出ると言われています。
ネットでも粗塩で疳の虫を出したとアップがありましたので、良かったら探してみてください。
また粗塩で疳の虫が出た!または見つからなかったとしても
『手の塩は流水で流してください』
疳の虫が親御さんが触る事でイライラしやすくなると言われています。
粗塩でも効果がない時はお近くの鍼灸院にご連絡下さい^_^
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