おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は首からくるしびれの原因と臨床例をご紹介します。
末梢神経障害による痺れと鍼灸施術もぜひご覧ください。
首のしびれの原因
手の痺れの原因を4つにまとめてみました
がんの治療中にしびれも出てくることもありますが、今回は除外しています。
1. 神経障害:首の神経障害は非常に一般的で、ある部分に血流がなくなり、感覚が失われることがあります。神経障害には慢性的な腰痛、糖尿病などが含まれます。
2. 筋肉の問題:首の筋肉が収縮すると、痛みや痺れを引き起こすことがあります。これは、緊張、ストレス、姿勢の問題、怪我、またはスポーツ外傷などが原因で起こることがあります。
3. 脊椎の問題:脊椎の問題は、首の痺れを引き起こす主な原因の1つです。脊椎の問題には、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、狭窄症、頸椎症、脊柱側湾症などが含まれます。
4. 肩関節の問題:肩関節の問題は、神経絞扼を引き起こす可能性があります。これは、頸椎や五十肩、またはスポーツ外傷などが原因で引き起こされることがあります。
効果的に早いのは筋肉から来るしびれかもしれません。
神経障害まで発展すると回復まで時間はかかります。
鍼灸は首から来る痺れに効果がある?
鍼灸施術は、首からくる痺れに効果的な施術法です。
これは、鍼灸が血液循環を促進することができ、身体の緊張を緩和することができるからです。
何故緩和できるのか?ご紹介していきますね。
首の神経、筋肉、組織を刺激することで、血流が改善されて痺れが緩和されます。
また、鍼灸は神経系とホルモン系に影響を与え、自然治癒力を高めることができるため、首からくる痺れによる不快感を緩和することができます。
ただし、首からくる痺れの原因(癌など)によっては、適切な治療が必要な場合もあります。
鍼灸施術を受ける前には、病院で診察してもらう事も大切です。
狭窄症から来る痺れの場合は鍼灸を行う事で、狭窄症が改善する事は考えられないので
鍼灸が対応しているのは筋肉と神経、肩関節の3つになります。
しかし、狭窄症は改善しなくても痺れが無くなる事はあります。
レントゲンでは改善しなくても、痺れが取れればよいという方で楽になった方も多いです
痺れに関しては1度や2度で変化がする事もありますが
回数がかかる事が多いです。
次はしびれの施術例をご紹介しますね。
首から来る痺れの臨床例
首から来る痺れは鍼灸院にはよく来院される疾患になります。
回復は施術が早ければ早いほど良い傾向にありますが
長年の首こりから来るものは時間がかかる事も多いです。
神経が押さえつけられるとその形に維持する
と言われています。
押さえつけていた筋肉が緩んでも神経が元に戻るのは時間がかかります。
そのために痺れが改善するのには時間がかかってしまうというわけです。
泉佐野市在住 40代男性
数か月前から左手の小指に痺れがあり
病院からは時間が経てば自然に良くなると言われ
時間が経っても良くならないので来院
この患者さんは刺激が強くても大丈夫の患者さんの為
中国鍼や小鍼刀を使い施術を行っている
現在5回目の施術をしていますが
2度行うと少しずつ痺れの感覚が減ってきていますが
6度目の施術を行うと10の痺れが4に減っていると言われていました。
施術を重ねるごとに変化は出ています。
泉佐野市在住 30代女性
最近右手に痺れが出てきたと来院
この患者さんは定期的に来院されていて
来院時に実は・・・と相談を受けました。
首回りに刺鍼し、痺れの確認をすると
痺れが無くなったと驚かれていました。
長年続く痺れより、出来るだけ早く来院されると痺れは早く楽なる事が多いです。
手のしびれのセルフケア方法
手のしびれまで出てきているとセルフケアで改善を行うのは
なかなか難しいですが
痺れの前、首こりや肩こりの段階であれば、楽になる事があります。
おススメはあずきのチカラ(肩用)です。
電子レンジで温め、30分ほど肩首に置いてあげると良いです。
肩こりから来る頭痛などには効果が出る事が多いです。
痺れまでは改善とはいきませんが、首肩の筋肉を和らげる為には
あずきのチカラも行った方が良いと考えています。
手の痺れまで来ている場合は
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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