手のしびれの症例

手のしびれ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は手のしびれをご紹介します。
西洋医学的な考えと実際の症例をご紹介していきます。

目次

西洋医学的なしびれ

手のしびれ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

末梢神経の病気には
1つの神経が単独で障害される①
複数の単神経炎が同時に起こる②
左右対称的に末梢神経全体が障害される③
の3種類あります。

①単神経炎
②多発単神経炎
③多発神経炎

各神経のなりやすい病名もご紹介します。
単神経炎(動眼神経麻痺、顔面神経麻痺(ベル麻痺)、手根管症候群、橈骨神経麻痺など)
多発単神経炎(糖尿病、結節性多発動脈炎など)
多発神経炎(糖尿病、尿毒症、ギランバレー症候群など)

今回は手のしびれなので、椎間板症状(椎間板ヘルニアや骨軟化症など)で外傷によって起こるものや
いつの間にか起こり慢性化するものもあります。
その理由は頚椎体の表面が皿のようにへこむからです。
年齢的には40代や50代に多くみられます。
しびれ感は約1/3の患者に最初から出る、その他は途中から出てくる
神経の中では橈骨神経や正中神経に強く、尺骨神経にしびれは少ない
いずれも手腹に多いのが特徴です。

鍼灸の症例

鍼灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

実際に縁里庵かつもと鍼灸院で行った数症例をご紹介します。
手や足のしびれは鍼灸院には良く来院されることが多いです。
手のしびれの場合は、首から来る事と腕から来る事が多いです。
足のしびれは腰や足が悪く出る事が多いです。
患者さんごとに負担のかかっている場所は違うので、このツボが効く!
というよりは
そのツボの辺りで、1番悪い所を探す
事が多いです。
今回ご紹介するツボは参考程度にしてください。
手のしびれの疾患の患者さんの症例です。

症例①
泉佐野市在住40代男性
肩甲骨から来る手のしびれ
うつ伏せ状態で肩甲骨の痛みのある部分に鍼を刺し
肘にしびれがあるために刺鍼
刺鍼中に少し楽になり
仰向け状態で肘(手三里など)数か所に刺鍼

施術後には来た時に比べると全然違うと驚かれていました^^
しびれている場所が悪いこともありますし、首から来ることもあります。
縁里庵かつもと鍼灸院では両方を狙って施術を行います。

症例②
大阪市在住70代男性
小指のしびれ
病院に行ってみたが様子を見るようにと薬を貰った
あまり変化がなかったので来院
首(風池)と肘(手三里、曲池)あたりに刺鍼
3度目の施術でしびれが気にならなくなりました。
年齢が高い方でしたが数回で変化があり
良かったです^^

症例③
泉佐野市在住40代男性
何もしていない状態でも両手両腕にしびれがある
病院では首の狭窄症があると言われる
湿布を出されたが変化はないので来院
首(風池)周辺と腕(手三里)に刺鍼
2度目の来院でしびれは消失
この患者さんは定期的に来院してくれている方で
辛くなったら来てくれますが
1度目でも楽にはなりましたが
2度来た方が良いと伝えました。
1度目に楽になってもすぐに戻りやすいです。
これは、身体は悪い方向に進んでいるのをまずは止める為に鍼灸をします。
時速80キロで走っている車を一気に0キロ(症状をなくす)またはバック(改善させる)
のは車に乗っている人も衝撃があると思います。
鍼灸施術で1度で良くなりたい
と言われる方も多いですが
悪い方向に進んでいる病を1度で変化させるには
かなり身体に負担をかけます

少しずつ症状を取りながら体質を変えていくことが

身体の負担を少なく良くなる近道だったりします^^
手のしびれでお困りの方は
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。

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