煙の少ない鍼灸施術

お灸

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は煙の少ない鍼灸施術
というタイトルでご紹介させていただきます。
鍼は煙はありませんが、お灸は煙があるのが当たり前
だと思われていますが最近のお灸は煙が少ないタイプも出てきています。
今日はそちらのお灸のご紹介です。

目次

お灸の煙

お灸やモグサと言われていますが実際は何が原材料か分かっていない方も多いと思います。
モグサはヨモギからできています。
ヨモギは乾燥したヨモギを使います

乾燥よもぎ

お灸のメーカーさんは自然乾燥させた後
機械を使い乾燥させるそうです。
夏場など湿気の多い時期は製造はされないとの事。

石臼もぐさ

乾燥したヨモギを粗目の違う石臼で何度も回し
細かいモグサにしていきます。

様々な工程を終わらせると良質なモグサになります。

モグサ

色が違うと思います。
高精製モグサと低精製モグサと言われていて
写真のモグサは高精製モグサになります。
どちらが優れているのではなく、使用方法が違うのです。

灸頭鍼

鍼につけて使う方法もあります。
灸頭鍼と言います。
今回はこの煙が出るモグサではなく
煙の出ないお灸をご紹介します。

煙の出ないお灸

煙が出るお灸で加工された家庭でも使えるお灸もあります。
台座灸と言いますが、ご家庭ではせんねん灸が有名だと思います。

せんねん灸

写真を見て頂くとわかると思いますが
モグサを使っているので、煙が出ます。
台座灸はそこまで煙は出ませんが
鍼灸院で使う場合は本格的なお灸が多く煙の量も多くなります。

昔のモグサとは違い
最近では煙が出にくいお灸も開発されています。

炭灸

炭で作られた炭灸です。
モグサも配合されていて、作り方は企業秘密だとか・・・
縁里庵かつもと鍼灸院オリジナルの眼灸も炭灸を使っています。
煙もモグサよりはかなり少なめです。
炭灸の欠点は通常のモグサよりも高価と言う点です。

お灸

実際に比べてみると煙の量が違う事が分かると思います。
縁里庵かつもと鍼灸院でも煙が気になる方向けに
炭のお灸を使った施術は行わさせていただいています。

台座灸の他にも棒状の炭灸もあります。

炭灸

普段の鍼灸施術では、煙が苦手な方には煙が出にくい台座灸と炭の棒灸を使い
施術させて頂きますが
煙が出るお灸よりはバリュエーションは少なめになっています。
日本だけではなく、中国でも炭灸は販売していますが
以前購入した中国炭灸は粗悪で、変な香りもします。
日本のお灸(煙が出る出ない含め)は有害物質は少なめです(まったくゼロではない)
中国のお灸は有害物質が多いと学会報告も見たことがあります。
縁里庵かつもと鍼灸院で使うお灸は日本の会社が製造、販売しているものになりますので
ご安心してご来院ください。
煙が出ないタイプのお灸を使い
鍼灸施術をご希望の方は施術前に
「煙無し」とお伝えください。
泉佐野市や貝塚市で鍼灸をご希望の方は
縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。

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