おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はぎっくり腰のセルフケア方法をご紹介します。
以前魔女の一撃！？ぎっくり腰への鍼灸施術をご紹介しましたが
今回は家庭で出来るセルフケア方法になります。
セルフケアなので、ぎっくり腰を改善する
のではなく、緩和する「応急処置」として考えて頂き
鍼灸院や病院で施術を受ける事をお勧めします。
それではぎっくり腰の説明からご紹介していきますね。
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は、急性の腰痛の一種であり
腰の筋肉や靭帯に突然の急な負荷がかかったことによって引き起こされる状態です。
ぎっくり腰は、一般的には急激な動作や姿勢の変化
重い物の持ち上げ、捻り動作などによって発生することが多いです。
ぎっくり腰の主な症状は、急な腰痛や腰のこわばり、筋肉の痙攣
腰の可動域の制限、立ち上がる・歩くなどの日常動作が困難になることなどです。
また、腰の周辺に放散する痛みやしびれ、腰からお尻や太ももにかけての放散痛がある場合もあります。
ぎっくり腰は一般的に自己制限や安静、時間とともに自然に回復することが多いですが
症状が重い場合や持続する場合は、医師の診察を受けることが重要です。
医師は痛み止めの薬や湿布などの治療を行ってくれます。
ぎっくり腰の予防には、正しい姿勢や腰の使い方の習慣化
適切なストレッチや筋力トレーニング、適度な運動などが役立つことがあります。
また、重い物を持ち上げる際には膝を曲げて行う
急な動作や捻りを避ける、長時間同じ姿勢を続けないなどの注意も重要です。
ぎっくり腰のセルフケア方法
ぎっくり腰のセルフケア方法をご紹介します。
休息と活動制限:ぎっくり腰が発生したら、激しい運動は控えつつも日常生活は行いましょう。安静にすると慢性腰痛になると医学的には言われています。
詳細はこちらでご紹介しています。
急性腰痛は安政派？行動派？
氷や熱の処置:ぎっくり腰の初期段階では、氷を患部に20分程度使用することで、痛みが軽減する事もあります。
炎症が軽減した後の数日間は、せんねん灸やあずきのチカラなどの温める処置を行うことで筋肉の緊張を緩和できます。
温湿布は温める作用はないので、使用しない方が良いですが、消炎鎮痛剤（痛み止め）はあるので、痛みで我慢ならない人は良いかもしれませんが、その時は冷湿布の方が効果は高いと考えています。
ちなみに冷湿布も冷やす作用はないです。
痛みの管理:痛みが強い場合は、非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）や痛み止めを処方してもらうことがあります。
ただし、医師の指示に従って使用してください。
市販の痛み止め薬を使用する場合でも、使用方法と用量を守ることが重要です。
正しい姿勢と動作:腰に負担をかける姿勢や動作を避けましょう。長時間同じ姿勢でいる場合は、適宜休憩を取り、姿勢を変えることが大切です。
物を持ち上げる際には、膝を曲げて腰に負担をかけず、重量を分散させるようにしましょう。
軽いストレッチと運動:痛みが軽減してからは、医師の指示に従って軽いストレッチや運動を行うことが助けになります。
腰や背中の筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチや、歩行などの軽い有酸素運動がおすすめです。
ただし、無理な運動は避け、痛みを感じた場合は即座に中止しましょう。
ぎっくり腰の実体験
ぎっくり腰は私も1度経験したことがあります。
日中ではなく、眠る前
ピキっと腰に電気が走りました。
眠る前だったので、睡魔もあり
鍼を取りに行くのがメンドクサイ状況だったこともあり
自分の指で腰腿点というツボを刺激しました。
写真では親指の所にもありますが
縁里庵かつもと鍼灸院では人差し指から小指の3か所を使います。
合谷は流派も含め2か所あり、腰腿点の所は合谷ではないかと思います。
話が脱線しましたが
3か所ある腰腿点に1つ1つ押していき
1番痛む所を指で刺激をしながら
少しずつ腰を動かしました。
痛みが軽減したところで、睡魔もあり寝てしまいましたが
次の日には腰は楽になっていました。
セルフケアなので、動けない身体を動ける程度に戻す
軽減する事を目的にして、腰腿点を使ってください。
あとは鍼灸院で身体が改善する方向性に持っていくように施術を行います。
ぎっくり腰でお困りの方は泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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