今日は患者さんによく説明する
身体の不調は気づかない
というお話を書かせていただきます。
身体の調子が悪くなると、身体が麻痺をして辛い状態が気付きにくくなります。
これは高齢者の方の運転で信号無視をたまに見かけますが
これは
信号に気づかないことによる信号無視
ですね。
若い人が行う赤信号だと分かって行う信号無視とはまた理由が違います。
信号無視自体は法律違反なので、行ってはいけませんが^_^;
気づかない信号無視によるメリットデメリットを考えてみました。
メリット
家に早く帰れる
デメリット
誰かを傷つける可能性がある
自分自身も怪我をする可能性もある
警察に捕まる
家に帰るのが遅れる
当然メリットよりもデメリットの方が多いので
みんな信号を守りますよね
身体が悪くなり信号がわからない状態になると
信号を守っている人に
「急に飛び出して危ないやろ!」
という状態になります^^;
前置きが長くなりましたが
これは鍼灸施術でも同じことが言えます。
鍼灸院に来院する方は身体が悪い方が多いです。
身体が悪くなり感覚が麻痺していて
鍼灸を行うことで感覚が戻ってくると
「鍼灸をしたせいでしんどくなった!」
と言われます。
しかし、身体が信号が分からない状態が長く続くと
事故(病気)になることが多いです。
病気になる前に施術をした方が良いですね^_^
身体が不調になるの流れとしては
緊張→痛み→慢性→麻痺
になります。
状態の説明をさせていただきますね^^
緊張
子供の頃はくすぐったがりの経験がある方もいると思います(私もそうでした)
お腹を触られたら飛び上がるほどくすぐったい
大人になっても緊張が残っている人もいますが
大人になると緊張がなくなって、触られると気持ちがいい(慢性)になる方もいます。
急性
肩を触ってあげると「痛いからやめて」
これは急性ですね^^
捻挫のようなものです。
子供の時期に多いと思います。
慢性
おじいちゃんおばあちゃんが
肩のマッサージをすると
「気持ちいい」と言われると思います。
これは慢性的ですね。
麻痺
慢性を超えると麻痺してしまい
「肩を凝ったことがない」と言う方が
肩を触るとめちゃくちゃ凝っているという家族や友達もいるかもしれません。
肩こりが分からない人が麻痺が取れて
肩こりがわかるようになると
「今まで肩こりなかったのに、鍼灸したせいで肩がこるようになった」
と言われますが
最初に説明をしていると
身体が良くなっているとわかってもらえます。
身体に痛みが出る
というのは信号機で言えば赤信号が出ている状態です。
赤信号が長く続くと
身体が麻痺して、「ほっておいたら良くなった!」
という状態になります。
身体が麻痺して、分からなくなっているのですね。
鍼灸を行うことで
麻痺を取り
感覚を取り戻し
身体の危険信号を気付ける身体作りを行うとともに
辛くない日常を過ごせる身体作りをお手伝いできるのは鍼灸施術
だと思います^^
まずは信号機のわかる身体作りの為に鍼灸施術を一度受けてみてはいかがでしょうか♪
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