てい鍼作り体験/手づくりてい鍼工房

てい鍼

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は横浜にある「手づくりてい鍼工房」に行ってみました。

手づくりてい鍼工房
〒240-0015
横浜市保土ケ谷区岩崎町23-22
TEL:090-4419-0324
mail:keisho.kogoshi@gmail.com

※グーグルマップで調べると横浜市南区六ツ川3-113-8-408が出てきますが、レザークラフト工房になりますので、お気を付けください。

目次

てい鍼作り

てい鍼

先日神奈川県にある鍼灸師のしょうえつ先生の工房にてい鍼の製作体験に行ってきました。
鍼灸学生の時からてい鍼作りを始め、学祭の時に原価で販売していると『商売にしたら?』という一言で、てい鍼製造を始められたそうです。
試行錯誤を続け今では7000本以上のてい鍼を製造された経験があるそうです。

てい鍼

純銀の棒
見た目は真っ直ぐですが、純銀丸棒の製造過程で曲がりが生ずることもあり、削る前にチェックします。

てい鍼

「ブレる」とは、芯が出ていない丸棒をチャック等(材料を固定するもの)に固定し、回転させると、丸棒の先端がブレて踊るように見えること。
と最初は分かりませんでしたが、作業していると理解できるほど丁寧に指導して頂きました。
この工程は凄く大切で、30分かけて調整することもあるとか。

てい鍼

この道具(「スコヤ」と言います)を使いブレがないかチェックします。

てい鍼製作体験
 純銀かチタンのてい鍼が選べます。
(2026年6月14日時)純銀は31,350円(税込み)
チタンは15,000円(税込み)※こちらは、2026年6月現在は固定です
1本入りてい鍼正規本革ケース:5775円(税込)※色は黒となります。

※シルバーてい鍼手づくり製作体験費については、シルバーの市場価格変動に伴いその都度体験費を算出させていただきますこと、ご理解の程お願いいたします。
※服装は汚れても良い格好で、粉塵は出ますのでマスクがある方が良いかもしれません。手袋は巻き込まれる危険性があるので、不必要です。

てい鍼

てい鍼を作る時に長さを決めます。

女性100mm
男性110mm

が多いそうです。

私は手が小さいので、100mmにしました。
まずは銀棒を短くする所から始めました。
銀棒を固定し、長さを計測し切る部分をマーキングします。
まずは上越先生が切ってくれて、切りやすいようにしてくれます。
正直この作業が慣れてないので1番難しかったかもしれません。笑
純銀棒を短くすると次の工程です。

てい鍼は先端は尖っていて、後端は丸みがあります。
まずは後端の丸みから作ります。

てい鍼

金属のヤスリを使い削っていきます。
純銀を固定する際、チャック(固定部品)で傷がつかないように銀棒に紙ヤスリ等を巻いて保護します。

金属のヤスリで、曲がらないように力加減を調整しながら行います。
この辺りは直接受けに行けば丁寧に指導受けれると思います。

次にてい鍼の重要な先端部の製作に入ります。
半球端から作るのは、尖端部の加工の際の芯だし作業の容易化と、製作に慣れさせる意味合いがあります。
後端で行う金属ヤスリはおぼつかない感じで行いましたが、先端は少し上手に出来ました。
しょうえつ先生が教えるのが上手なのと、めちゃくちゃ褒めてくれるのでやりやすかったです。笑

先端は後端の作業を長く行います。
しょうえつ先生は先端は2.1mmが1番良い太さと言われていました。
私が作ったてい鍼は2.4mmなので使いながら削って調整をしたら良いですよと言われました。
大きいなら削れますが、削ってから大きくすることはできないので(当たり前ですが)

てい鍼

先端の太さを計測しています。

てい鍼

先端と後端を削り終えた状態です。
これでも商品だと思えるくらい満足感はありました。

てい鍼

純銀棒と削り終えたてい鍼の違いです。
見違えるようになりましたね。

先端、後端を削り終えるとてい鍼全体を紙ヤスリにかけます。
1000番で削り、1500番で削り
銀用の磨き布で仕上げます。
しょうえつ先生は2000番で削ることもあるそうです。

てい鍼

個人的には1000番でも綺麗と思ってましたが磨き布をするとさらに綺麗になりました。

最後に希望者にはイニシャルを彫ってくれます。
自分専用のてい鍼が出来上がりました。
作業時間は1時間30分前後
2人で3時間ほどかかりました。
4人で学生さんも来られたこともあるそうですが、時間の関係上
しょうえつ先生が作る時間が多く
2人位で行く方が自作感はあると思います。

てい鍼

写真は上は銀のてい鍼、下はしょうえつ先生が作られたチタンのてい鍼です。
銀のてい鍼が袋から出ていないのは、てい鍼作りで手が汚れていたのでてい鍼を汚したくないからです。
この後一緒に作りに行った花田先生の鍼灸院に行かせてもらいましたが
スタッフの子にも銀のてい鍼は触らせていなかったです。
購入したてい鍼なら触らせていたかもしれませんが、苦労して作ったてい鍼なので愛着も違ってくると思います。

最後にチタンのてい鍼を製作を見せていただきました。

まとめ

現在は銀てい鍼の注文はお弟子さんが作られているそうです。
しょうえつ先生は無農薬の畑をされているそうです。
鍼灸師も食事もどちらも健康を守るために必要なことだと思います。
しょうえつ先生に作って欲しい時は、金のてい鍼も頼めば作ってくれるそうです。
金の相場が上がっているので、100万以上かかりますが…笑
純銀とチタンの体験なら数万円なので、てい鍼に愛着も出てきますのでぜひお近くの方は作りに行ってください♪

今回はしょうえつ先生ご無理を言い色々と体験させていただきありがとうございました。
銀てい鍼大切に使わせていただきます。

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