鍼灸施術で薄毛の予防！おススメのツボをご紹介

2023年2月13日2023年2月28日

勝元宏亮

おはようございます。

大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。

今日は薄毛のお話をさせて頂きます。

薄毛というと男性のイメージが強いですが

最近では女性の薄毛で困られている方も増えてきています。

男性だけの問題ではなくなってきているのですね。

薄毛の原因は？

薄毛の根本的な原因は頭皮だけではなく体内にあります。
近年の脱毛とアレルギー、免疫異常、腸内環境の異常の証拠が増えてきています。
外用育毛剤の塗布だけでは難しく体質を変える必要があります。
プロペシアなどの一部の薬剤は抜け毛を防ぐもので育毛ではありません。

縁里庵かつもと鍼灸院の薄毛鍼灸

縁里庵かつもと鍼灸院は
泉佐野市では珍しく薄毛に力を入れている鍼灸院です。
どのような事をするのか？
ご紹介させていただきます。

縁里庵かつもと鍼灸院で出来る事
・腸内環境の鍼灸による改善
・栄養療法による腸内環境の改善
・局所の血流循環の改善

の3つを重要視させていただいています。

縁里庵かつもと鍼灸院では薄毛の鍼灸施術には電気鍼を使います。

電気鍼を使う事で局所の血流を上げるとともに

IGF-1という増殖因子の活性化を目的にしています。

IGF-1とは(IGF-1: insulin-like growth factor-1; インシュリン様成長因子-1）
インシュリンに非常に似た構造を持つ増殖因子で、成長ホルモンにより肝臓や他の組織（骨格筋など）で産生されます。成長ホルモン（GH）の作用の多くはIGF-1を介したものです。ただ、脂肪を積極的に代謝する作用や、抗インシュリン作用による耐糖能低下などは、成長ホルモンによる直接の作用であり、IGF-1にはありません。一方、IGF-1はインシュリンと類似した作用を持っています。インシュリンは細胞膜にあるインシュリン受容体に結合し、IGF-1は１型IGF受容体に結合して、細胞内にシグナルを伝達します。糖尿病の患者ではこの２種類の受容体がhybridを形成して、インシュリン抵抗性の一つの原因になりますが、IGF-１はこのhybrid受容体とも強く結合し、その作用を発揮できる優れた点を持っています。
以前はIGF-1とinsulinの比較をした文献が多く見られ、それらを蛋白代謝、糖運搬、グリコーゲンやトリグリセリド合成などの面から比較検討していましたが、近年では、IGF-1の持つ筋合成、筋分化、加齢、筋損傷、筋疾患に対する作用に注目した文献も増えてきました

引用先：http://www.cosmetic-medicine.jp/hormonal/igf.html

引用しましたが難しいですね＾＾；
IGF-1を活性化させるツボをご紹介させていただきます。

足三里

陽陵泉

のツボを電気鍼刺激を行います。

電気が怖い方には刺激は弱めにしますのでご安心ください。

論文では1日1回15分5日間連続で行う事で改善があった

と書かれています。
足三里と陽陵泉は有名なツボなので
雑誌やテレビなどで見たことがあるかもしれません。

参考文献

鍼灸と低周波電気刺激は除神経によって誘発される筋萎縮を軽減します。

電気療法によって誘発される神経保護はラットの後根神経節切除に続くIGF-1の活性化と関連

お灸での施術

昔、病院で勤務していた時に
円形脱毛症の患者さんに火傷をするお灸をすると
髪の毛が生えてきた
という経験が何度もあります。
円形脱毛症の真ん中に行う
というわけではなく
生え際にお灸を据えていきます。
しかし、火傷をする灸法なので
泉佐野市で開業してからは鍼で代用することが多くなりました。
体感的にはお灸の方が効果は高いと考えています。
お灸の方が効果的には良いですが
火傷をするリスクを考えると難しくはなっています。