温活

マツ◯も知らないお灸の世界

2022年2月13日 勝元宏亮

おはようございます。

泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。

お灸と言えばどんなイメージがありますか?

昔は火傷させるお灸を想像されていましたが、ご家庭で出来るシール付きのお灸を想像される方が多いと思います。

最近ではお灸女子も流行り

少しお灸の立ち位置が変わってきたかもしれませんね^^

今日はお灸について簡単にご説明します。

お灸と言っても元々は何でできているの?とよく聞かれます。

実はもぐさには種類があり大きく分けて”良質なもぐさ”と”粗悪なもぐさ

があります。

良質だから体に良い、粗悪だから体に悪い

と言うわけではなく

どの部分を使うのか?で名前が変わってきます。

そもそももぐさはヨモギの葉っぱになりますが

良質なもぐさはヨモギの葉っぱの裏側にある白い綿になり、粗悪なもぐさは白い綿だけではなく、葉っぱや茎がはいっているものになります。

葉っぱだけ

葉っぱと茎

でまた粗悪の等級が変わります。

写真を見て頂ければ良質と粗悪の色の違いが分かりやすいと思います。

黄色っぽい方が良質なもぐさ、黒っぽい方が粗悪なもぐさになります。

しかし良質でもさらに良質なもぐさがあり

良質なもぐさだけでも数十種類あります。

販売されている全てのもぐさを使ったことはないので、違いを一度確認してみたいものですが…^^;

そもそも良質と粗悪は何が違うのか?

良質なもぐさは燃焼温度が低く(それでも熱いですが)

直接皮膚の上に置くこともあります(現在は火傷を嫌がられる方が多いので、シールを貼り火傷をしないようにしている所が多いです)

大きさは米粒程度、早く燃える

粗悪なもぐさは燃焼温度が高く

にんにく、しょうが、みそなど何かの上に乗せるか

皮膚の上に置いて途中で取る事が多いです。

大きさは親指位、ゆっくり燃える

良質粗悪共に得意不得意分野がありますので、使い分けを鍼灸院ではしています^^

ちなみに良質のもぐさの方が良い匂いがします。

縁里庵かつもと鍼灸院で使う

良質のもぐさは5グラム500円程です

粗悪のもぐさは300グラム2000円ほどです

全然値段が違いますよね^^

もちろん販売されている良質なもぐさはもっと高価な物もありますが・・・

ちなみに中国に買い出しに行くときに竹の輪灸用のもぐさを大量買いします。

このもぐさは50グラム300円ほど

中国で店内で販売しているもぐさでは最高級の良質もぐさですが

日本で販売している良質もぐさでは少し悪い方のもぐさになります。

しかし竹の輪灸には最適の質なので、大量買いしています♪

中国のバイヤーさんに聞くと

日本で販売する中国製造のものと中国で販売する中国製造のものでは

全然質が違うという事です。

一般的な商品でも一緒かもしれませんが^^;

これは何か分かりますか?

これは素焼きの皿にもぐさを乗せるほうろく灸というものです。

このほうろく灸は土用の丑の日に暑気払いのお灸としてお寺でご祈祷と一緒に行われることが多いようです。

もともとは暑さ負けした武将がカブトの上から灸をすえ、全快したという故事があり始まったと言われています。

頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)というツボに据えるので、他にも無病息災・頭痛封じ・ストレスからくる自律神経失調・目の疲れなどにもよいお灸です。

私も体験しましたが、頭の中に熱が入るような感覚になります。

染み渡るような感じですね!

この百会、髪の毛があるからお灸となると自分ではなかなか難しく、患者さんに行う時も髪の毛が少し焼けることがあります^_^;

昔大阪の病院に勤めていた時にうつ病自律神経が不安定な方に百会灸をしていましたがどうしても火傷をしてしまうので、このほうろく灸なら火傷もよっぽど我慢しない限りは大丈夫なので良いかもしれませんね。

縁里庵かつもと鍼灸院なら一回500円で体験できます♪

夏場はほうろく灸と眼灸で、暑さを乗り切りましょう^_^

もしご興味がある方はご連絡ください^_^

また夏バテ予防の方法をご紹介します。

土用の丑の日はうなぎを食べることが有名ですが
うなぎは絶滅危惧種です。
実は日本のお灸も絶滅危惧種だと知っていましたか?

昔はご家庭でお灸をしていましたが、今は鍼灸院でも匂いの関係でお灸をやっていない所もあります。

そしてお灸の製造は中国に行き、日本のお灸の製造工場は3つほどになっています。

お灸の消費量を増やすことで絶滅危惧種の日本のお灸が助かるかもしれませんね^_^

話は戻りますが今回はせんねん灸を使い夏バテ予防に『足三里』にお灸をオススメさせてもらっています。

せんねん灸も中国工場からがほとんどですが^_^;

足三里は①足の真ん中にある骨を↑に上がります。
上がると骨に引っかかりますので、②の外側に約1.5cn前後動かします。(男女や体の大きさで変わります)
押して痛い、気持ちいい場所が足三里です^_^

足三里は胃腸を刺激する有名なツボですが、胃腸を強くする、夏バテ予防、体を軽くなります。

前後で足上げをしてもらうと軽くなる感覚がありますが、昔は飛脚の仕事の人が仕事前に足三里にお灸を据えてから仕事をする

と言われていました。

お灸はせんねん灸のお灸は数十種類あります。

ご自身に合った熱さのお灸をオススメしますがなかなか分からないと思いますので、せんねん灸ショールームかお近くのせんねん灸セルフケアサポーターを探しお灸教室や指導をしている院を探してはいかがでしょうか^_^

縁里庵かつもと鍼灸院も希望があればお灸教室をさせてもらいます♪

夏バテ予防にうなぎだけではなく、足三里にお灸はいかがでしょうか

最初一般の方向けに書いていましたが、途中から鍼灸師向けに脱線しましたが

今日は良質と悪質の違いを書かせていただきました。

今度はお灸女子というワードがテレビでも取り上げられるようになってきたので

家庭用のお灸のご紹介をしようと思います。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

勝元宏亮

大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院の院長の勝元宏亮です。 大阪市内で年間7000人以上鍼灸施術を行い経験を積んでから泉佐野市に開業。 不妊症や自律神経失調症、腰痛、肩こりなど多くの疾患に対応し 患者さんの身体に合った施術を行っています。 鍼は江戸時代から続く日本伝統的な鍼灸施術を行い オリジナルの眼灸や耳灸など特殊な灸法を扱っています。 眼灸はオリジナルになりテレビ番組やYahoo!ニュースに掲載されました。 医師や看護師など医療関係者の患者さんが多く来院して頂ける鍼灸院になっています。 東洋医学的な目線から症状を考えています。

-温活
-, ,