おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は広島大学病院漢方診療センターの小川恵子教授たち研究グループが接触鍼法ががん関連疲労に対して有効だったことを研究成果として発表されました。
鍼灸業界は話題になっているのでご紹介させていただきます♪

そもそも接触鍼とは?

通常、鍼は刺すイメージがあると思います。
接触鍼は刺さない鍼になります。
刺さないと効果がない?と思われるかもしれませんが
大阪は小児鍼が盛んでしたが小児鍼も刺さない鍼で行います。
皮膚を刺激することで、脳に刺激が行き効果を出す鍼法になります。
鍼灸の効果を試す実験で、偽鍼というのもあり、通常の刺す鍼と接触鍼(偽鍼)を比べる事がありますが
偽鍼も刺激になるので、それも何かしらの効果が出る事があり実験としては微妙ではないかと思っています。
大阪万博であったVRを使った鍼施術のような視覚だけで皮膚刺激がないものが理想ではないかと思います。
話しが外れましたが、接触鍼で効果が証明されたのは素晴らしいですね。
がん関連疲労とは

「がん関連疲労」とは、がん患者の多くが経験する、休息や睡眠をとっても改善しない持続的で不快な全身倦怠感や疲労感のことです。日常生活に支障をきたすほど強力なだるさ、やる気の低下、身体の消耗感が特徴で、がん治療(化学療法、放射線など)やがんそのものによる慢性的な炎症が主な原因です。
「がん関連疲労」の回復には、適度な運動や睡眠、バランスの良い食事等の方法がありますが、これらに加わる新しい方法が求められています。
本研究では、通常の身体症状に対する治療に加えて鍼治療を用いることにより、症状の改善、QOL(生活の質)の改善に結び付くかどうかを検討する目的で、鍼治療を行い、その臨床的有効性と安全性について、患者の自覚症状と他覚的な評価を指標として、前向きに検討しました。
今回は鍼治療の一種である「接触鍼法」を行いました。「接触鍼法」とは、鍼を皮膚に刺入せず、皮膚の表面から経穴(ツボ)を刺激する、刺さずに行える鍼治療のことです(図1)。刺激するツボは、天枢(へそから指3本分外側に位置するツボ)、中脘(胸骨の下端とへその中間に位置するツボ)、関元(へそから指4本分下に位置するツボ)を中心とし、その他に患者さんの状態に合わせて他のツボを組み合わせ、数か所刺激して行います。鍼を皮膚に刺入せず、肌の表面に軽く接触させて刺激を与えるという施術で、刺さないので痛みはなく、肌にも優しいのが特徴です。
今回の研究ではお腹周りのツボを中心に刺激をしていると書かれていました。
接触鍼とは

接触鍼は通常の鍼でも行えます(縁里庵かつもと鍼灸院では通常の鍼が多いです)
が専用の鍼も販売されていて種類も豊富です。
鍼の形の違いや材質の違いがあります。
通常の鍼はステンレスが主流ですが、金や銀、チタンなど材質の違いでも効果が変わると言われています。
写真も金の鍼は写っていますが金のメッキになります。
金のメッキより、18金や24金の方が材質の効果はあるのかもしれませんね。
20年前に沢山買っておけば・・・と後悔はしています。
まとめ
接触鍼でがんの関連疲労に効果があるという研究が公開され
困っている人が少しでも減ってくれると良いですね。
接触鍼だけではなく、お灸もお勧めしています。
昔ながらの熱いお灸ではなく、温灸という温めるお灸です。
縁里庵かつもと鍼灸院は鍼灸専門になりますので、お身体の不調がありましたらご連絡ください。


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