おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は足湯ならぬ足灸のご紹介をさせていただきます。
多分日本では初ではないかと思っています。
冷え性で悩んでいる方は多いと思いますが
もぐさを使った足のお灸で冷え性改善してみませんか。
足灸って?
足にお灸をするのは
前々から縁里庵かつもと鍼灸院だけではなく
他の鍼灸院でも行っていました。
写真は足にお灸をしてどこまで温まるか?
実験している写真です。
上記の写真以外にも附子灸なども足に使いますが
ここ数年では縁里庵かつもと鍼灸院の足灸で使っていたのはこのタイプです。
このタイプの足灸も珍しいですが
仰向けで使えるので普段の臨床で扱えるかと思い購入した道具になります。
夏場はあまり使いませんが
冬場はよく使います。
せんねん灸のような台座のお灸より長時間温めるために
冷えている足でも温かくなりやすいですが
それでもお灸の時間は10分前後なので、極度の冷えには足が温まるほど温まりませんでした。
新しい足湯のような足灸
中国サイトで見つけた足のお灸です。
熱と熱を閉じ込めて温めるお灸道具です。
切りもぐさを刺すところがありますが
先が尖っているので、気を付けないと怪我します。
中国製は安全性を考えていないことが多いです。
通常のモグサを置く場所もあります。
この足灸の特徴は「生姜」もおけるので
しょうが灸としても使えます。
生姜も身体を温める薬効があり
モグサも身体を温める薬効があります。
ダブルで温めるのですね♪
この足灸が届く前に大正5年から続く中村温灸院さんに体験してきていました。
どのようにして生姜灸を行っているのか?
勉強させていただきました。
足灸の使い方
実際に新しい足灸を使ってみました。
何度か試行錯誤をして、安全に使うことができます♪
青いホースは煙を違う場所に出す
換気扇付きの足のお灸になっています。
座った状態で、縁里庵かつもと鍼灸院のよもぎ蒸しと一緒に使おうと思っています。
実際に足のお灸をして、前後で足の冷たさが変わるのか?
患者さんの足を借りて実験してみました。
サーモグラフィーカメラで計測すると
色合いでも温かくなっているのがわかりますね。
温度計測の違いも見てみました。
足のお灸前は24.9℃
足のお灸後は30.4℃
前後の足の先を触らせていただくと
前は冷たく、後はぽかぽかとしていました。
日本のお灸ではあまりない
中国独特のお灸の温め方
も関係していると思います。
よもぎ蒸しと足のお灸を使うことで
下半身を中心にお灸をして
温めることができます。
時間は30分ほどかかりますが
しっかりと温まります。
よもぎ蒸しと足灸で新たなメニューを考えています。
近々発表させていただきますね♪
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