おはようございます。
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はマッサージは強い方が良い?弱い方が良い?と言う内容で書かせていただきます^ ^
マッサージは強い方が効く?
よく言われるのは
『マッサージは強い方がよく効く』
高齢者の方によく言われますね。
うちの母親もマッサージが好きで私が小さい頃から通っていました。
その時から『強い方が効果があるから強めのマッサージのとこ行くねん。』と言ってました。
子供の頃はへぇーそうなんだ
と思っていましたが
鍼灸の勉強してみると
強く揉むと硬くなるんや^ ^;
と知りました。
マッサージをすることで、もみ返しがよく言われますが、筋肉が炎症を起こしその刺激に耐えれる筋肉になります。
例えば
10の刺激が気持ちが良かったけど、何年かその刺激をしていると10の刺激では物足りなくなり、15、20の刺激と強くなっていきます。
マッサージが好きな高齢者の方ほど『弱い刺激では効かない硬い身体になっています』
以前見させて頂いた患者さんは
何十年マッサージを受け
背中がガチガチの患者さん
柔道の受け身でも筋肉は硬くなりますが
もちろん柔道の受け身などはしていません。
ここまで硬くなると柔らかくなるのには時間はかなりかかります…
また、高齢者でマッサージで強もみをしてもらうと
圧迫骨折の危険性もあります。
整形外科で長年勤務していたので、整骨院やほぐし屋さんでマッサージを受けた後に圧迫骨折になり、整形外科に来院することもありました。
マッサージはほどほどにしましょうね^ ^;
ちなみに縁里庵かつもと鍼灸院はマッサージはしていません。
マッサージの資格がないのもありますが
ほぐし屋さんや整骨院のマッサージを受けた方は多いでしょうが
ほとんど無資格のマッサージ屋さんです。
圧迫骨折の話になりましたので、最近圧迫骨折をされる方が増えて来ています。
・日常の生活で圧迫骨折をする方
・整骨院、ほぐし屋などでのマッサージで圧迫骨折をする方
・事故で圧迫骨折になる方
色々あると思います。
以前圧迫骨折をお灸で痛みを改善した経験があり、書かせて頂きます。
東洋医学的には圧迫骨折は背骨の両隣の筋肉が懲りすぎ圧迫し骨が骨折する病だと考えられます。
圧迫骨折になりそうな方は骨の周りの筋肉がかちこちに硬い方が多いです。
寝たきりで動けない方がお灸で痛みが軽減した経験があり、最終的には動けるようになりました。
お灸はコリにたいして絶大な効果があるかもしれませんね^^
最近でも腰部のコリがある方が泉佐野市の色々な整骨院で施術を受けても効果がなく、
大阪市内の病院に通っている方が当院の施術(お灸)で効果が出たといわれました。
もっとお灸が出来る治療院が増えていくといいですね^^
疲労骨折と圧迫骨折の違いもご紹介させていただきます。
疲労骨折はスポーツ選手が多い病で、言葉の通り骨が疲労して折れる状態です。
圧迫骨折は普段の生活で骨に負荷がかかりささえきれなくなると圧迫骨折になります。
よく
整骨院や資格のないマッサージ屋さんなどで力の強いマッサージを受けると圧迫骨折になることがあります。
高齢者の方になると歩いていても折れる事があり、軽いマッサージでも折れる可能性はありますね。
病院勤務時代に整骨院や資格のないマッサージ屋さんで圧迫骨折になったという患者さんがたまに来られていましたが、
マッサージを長年していると筋肉に炎症が起こり硬くなることが多いです。
いつもの刺激では効果がなくなり、もっと強い刺激を欲するようになります。
高齢者のマッサージ歴数十年の方の肩を触るとカチコチに凝っている方が多いです。
硬くなるということは血流が悪くなるということなので、
身体をよくする為にマッサージをやっているのか身体を硬くする為にマッサージをしているのかわかりませんね^^;
鍼灸は鍼と灸なので痛く熱いというイメージがあり、昔は火傷をさせる灸と今よりも太い鍼を使っているので
効果がないとこの時代まで残る事はなかったと思います。
気持ちの良い事を望むならマッサージ
身体を良くするなら鍼灸
だと思います。
コリの事ならコリ専門の泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院へご相談ください。
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