おはようございます。
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はパニック障害の症例をご紹介します。
意外と鍼灸院に来院される事の多い疾患になります。
パニック障害とは
パニック障害とは
引用元:厚生労働省
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。 このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。
パニック障害は1度の施術で変化する
というわけではないですが
何度か鍼灸施術を行っていると楽になる方が多いです。
パニック障害の症例
症例1
先日パニック障害の患者様が来院されました。
縁里庵かつもと鍼灸院はうつぶせから鍼をしますが、首に鍼を刺した段階で冷や汗が出る
と言われました。
刺激がきついなら接触鍼という皮膚に当てたり、こすったりする鍼のやり方で対応します。
当初来られた時は『私だけはだめかもしれない(鍼灸の効果が出ないかも?)』と言われていました。
一度目来院され、二度目三度目と来院されました。
一度目は接触鍼、二度目は腰だけ鍼をする
と少しずつ刺激量を調整していきました。
鍼灸施術は一方的な刺激ではなく、相手に合わせた施術が必要になります。
よく言われるのは『私は鍼灸が合わない』と言われますが
鍼灸は合わせるものだと私の師匠から教わりました。
四回目の来院時にしゃべり方が変わっていたので驚きました。
はきはきと喋られていました^^
思いのほか早く変化があり良かったですが
患者様が一番驚かれていたかもしれませんね^^
施術中はよく笑われるようになりました。
本当に良かったです。
症例2
この患者さんはコロナになってから来院されました。
コロナになりパニック障害の方が増えています。
パニック障害になり仕事もできなくなっていましたが
施術を行い
仕事をフルタイムで働くことができるようになりました。
この方には
縁里庵かつもと鍼灸院の全身施術と督脈通陽法という
背骨を温める灸法を行いました。
来院するたびに変化を感じて頂けているので
喜ばれていました^^
症例3
目をつぶると不安、身体が動かせないと不安にる患者さん
まつエクや美容院に行ってもパニックを起こすとの事です。
縁里庵かつもと鍼灸院でも私がつきっきりなら問題はありませんが
離れると不安になるので、同時進行での施術は出来ません。
貸し切りでの施術を行いました。
何度か施術を行うと
施術中目をつぶる事が出来るようになり
私が施術室から出ても
パニックを起こさなくなってきています。
最近では美容室やまつエクに行っても不安はあるみたいですが
途中でパニックを起こし中止することはなくなってきています。
現在は部屋から出ても心臓がバクバクと激しくなることも減り
歯科医やまつエクも怖いながら発作は出なくなっています。
パニック障害は不安になると思いますが
定期的に鍼灸施術を行えば変化することが多いと感じています。
パニック障害でお困りの方は縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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