おはようございます。
鍼灸師の勝元宏亮です。
私は大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院で鍼灸院を経営しています。
鍼灸師の仕事をしていると鍼を筋肉に刺すと柔らかくなることが経験的にも分かりますが
数値的に分からないかな?
と思い今回実験をしてみました。
実際の人間にはまだ試せていませんが
今日はステーキに電気を流すと柔らかくなるのか実験をしてみました。
実験後ステーキは美味しく頂きました♪
ステーキに電気を流してみる
スーパーで牛のステーキを購入してきました。
切ってみてから気づきましたが左が霜降りが多く、右は左より赤身でしたね。
今回は右の赤身を狙って実験してみました。
左の霜降りは硬さは56
圧の強さは専用の圧を表示する機械を使用し50gを目安に行いましたが
少しオーバーしたので、参考程度で考えてください。
圧の計測する機械です。
筋硬度計と合わせて使います。
右側の赤身は硬さは40
こちらも圧の強さは50gにしていますが
同じく強くなっているかもしれないので参考程度に考えてください。
筋硬度計を初めてお肉で使ったので、なかなか慣れていないです。
赤身に鍼を刺してみました。
お肉に鍼を刺すのも初体験です。
鍼の太さも何番が良いか分からず
とりあえず5番(0.25mm)という太さの鍼を使っています。
電気を流すためにプラスとマイナスになるように2本刺しています。
ピコリナと言う鍼に電気を流す機械を使い計測しています。
この機械の特徴の1つに電気が流れていない(鍼が抜けたり)
場合音を鳴らし教えてくれる機能があるので
電気が流れている指標の1つになるのではと思い使いました。
クリップは使用前後消毒をしています。
お肉に電気を流すのは初めてで、強さが分からないので
とりあえずMaxまで上げてみました。
15分間電気を流しました。
筋硬度計で再度計測してみると
硬さは26に下がっていました。
前後共に2度計測して、多少の誤差はありますが
そこまでの誤差はありませんでした。
まとめ
お肉に鍼を刺し、電気を流す事で柔らかくなる可能性がある。
持っている筋硬度計は一定の圧が調整しづらいですが
強さを測る機械で出来るだけ合わせました。
実際に焼いて食べてみると電気を流していないお肉より、柔らかかったです。
次回はどちらが電気を流したか分からなくしたり
鶏肉や豚肉で試しても面白いかもしれませんね。
生きている人間の場合は、そこまで強い電気刺激は必要なく
電気を流さなくても鍼を刺すだけでも筋肉は緩むことも多く
筋硬度計で施術前後で硬さの数値がどれだけ変わるのか?
次の日にはどうなるのか?
調べてみたいですね♪
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