鼻炎に効果的なツボ『上星』

上星/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。
大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は鼻炎に効果的のツボ上星のご紹介します。
以前アレルギー性鼻炎に効果的な印堂をご紹介しましたが
鼻炎に効果的なツボは何個もあり
組み合わせたり、使わない事もあります。
印堂は顔面にあるツボですが
上星は頭にあるツボなので、内出血が目立たず
使いやすいというのは上星になります。
花粉症の季節になってきますので早めに対策する方が
生活の質を良くなる
と言われています。
私も昔は花粉症で苦しみましたが
現在は定期的に鍼灸を行うくらいで、薬などは全く使わないで生活しています。
体質を変えるには定期的な施術は必要ですが
花粉症で悩んでいる方は是非鍼灸を受けて頂ければと思います。

私は印堂より、上星の方が使う率は高いです。
それでは上星の場所と効能をご紹介しますね♪

目次

上星

上星/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

場所:顔の左右の中心と髪の生え際から2cm程上がったところです。
上星は家伝灸と言われる一子相伝のお灸がありますが
東京神楽坂には『家伝蓄膿症の灸』というものがありました。
小さ目なお灸を15回すえ、1週間続けるというものです。
家伝灸物語では他にも効能が載せられていました。

家伝灸物語/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

鼻閉塞といって、鼻つまりになっているときに灸をすえると、すうっと通りが良くなります。
風邪をひいて水鼻がダラダラ出て困る時に灸をすえると即座に鼻汁がとまります。

昔のお灸なので、火傷をさせるお灸だと思いますが
お灸は火傷をさせるとその場所が良くなるまで数日間刺激を続けます。
鍼は抜いて4時間ほど傷が残ります。
この辺りはコリが原因で病気になる!?でご紹介しています。
それでは上星の効能をご紹介しますね

上星の効能

上星の効能を3冊の書籍からご紹介します。

鼻・眼科系(鼻出血、鼻炎、結膜炎、角膜炎など)
その他(頭痛、めまい、前額痛など)

鼻出血にも効能があるのですね

WHOの鍼灸適応疾患に鼻出血もありますが、現在の鍼灸院に鼻出血で来院されることはありませんので知られていないのが普通だと思います。

では二冊目の上星の効能をご紹介しますね。

肥厚性鼻炎
眼窩上神経痛など

三冊目の上星の効能をご紹介しますね。

鼻血
鼻閉
副鼻腔炎
頭痛
目痛
マラリアなど

以上になります。

こう見ると鼻疾患によく使われてきたのがよくわかりますね。
上星の注意点としては
小児で小泉門がまだ閉まらない者には鍼も灸もしてはいけない
と言われています。

小泉門とは?
ヒトの出生時には扁平(へんぺい)である頭蓋(とうがい)骨はまだ相互に縫合結合をしていないで、骨と骨との間には間隙(かんげき)があり、膜性の結合組織が張られている。これらの頭蓋骨があわさる角(かど)のところの間隙はとくに大きくて泉門とよぶ。小泉門は左右の頭頂骨と後頭骨との間にできる間隙で、頂点を前方に向けた三角形状を呈している。小泉門は生後6か月から1年くらいで閉鎖する。

引用元コトバンク

上星の家庭でのセルフケア

縁里庵かつもと鍼灸院では上星をよく使う
と書きましたが
鼻炎や眼の疲れなどに上星はよく効きます。
髪の上になるので、お灸より鍼の方が使いやすいです。
鍼を刺した後は鼻が通り目がスッキリします。
眼灸との併用がさらに良いのでしょうね。
家庭ではせんねん灸よりマッサージなど刺激が良いですが
マッサージは刺激をしている間しか効果はないので
押している間は少しはマシかな?
状態になると思います。
しかし、何もしないよりは良いので
気になる時は上星に刺激をしてあげる方が良いと思います^^
それでも効果がないときはツボの専門家の
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院へご相談ください。

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