おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は気海(きかい)のツボをご紹介します。
縁里庵かつもと鍼灸院では毎回使うツボの1つになります。
それでは気海の場所と効能とセルフケアまでご紹介しますね♪
気海
場所:おへそから指2本分下へ行った所
お腹はどうしても鍼を刺すと痛みが出やすい部分になります。
必要であれば刺す事もありますが
縁里庵かつもと鍼灸院ではお灸をする事が多いです。
棒灸と言って温く気持ちの良いお灸を使います。
気海の効能
様々な鍼灸書物でか書かれている気海の効能をご紹介します。
時代や国によって来院される患者層が違います。
患者層の違いで効果効能も変わってくるのですね。
東洋医学が統計を取りにくい
というのも同じツボでも色々な効果があり
現在科学では分からないというのが実情です。
それでは気海の効能をご紹介します。
泌尿生殖器系(尿閉、頻尿、夜尿症、遺精、勃起障害)
婦人科系(月経不順、月経痛、機能性子宮出血、内性器炎)
消化器系(腹痛、便秘、下痢、胃腸炎)
その他(高血圧、不眠、ノイローゼ、ヘルニア、全身衰弱)
2冊目の気海の効能をご紹介します。
参考書籍は代田文誌著「鍼灸治療基礎学」
腸疾患
虫垂炎
慢性腹膜炎
腎臓疾患
膀胱疾患
神経衰弱
夢精
陰萎
淋疾
夜尿症
男女生殖器疾患
不妊症
子宮筋腫
腰痛
脚部冷感
縁里庵かつもと鍼灸院では男性女性緩解なく不妊症の患者さんにはお灸をしています。
セルフケアとして家庭であずきのチカラを毎日気海を温める事を勧めています。
気海はせんねん灸を使うよりあずきのチカラなど30分程度温める事がお勧めです。
ホッカイロは長時間温めると汗を出し冷やそうとするのでお勧めしていません。
せんねん灸太陽ならまだよいとは思います。
3冊目の気海の効能をご紹介します。
参考書籍は鍼灸経穴辞典
不正子宮出血
帯下
月経不順
産後の下血
ヘルニア
遺尿
腹痛
下痢
便秘
浮腫
子宮下垂
鍼灸には配穴と言ってこのツボとツボを掛け合わせると
このような効果があるよ
というのもあります。
そちらもご紹介しますね。
引用元:針灸経穴辞典
実際の臨床でもこのように組み合わせて使う事が多いです。
セルフケアで効果が出にくい
というのは組み合わせがないというのもあるかもしれませんね。
この組み合わせは最低限の組み合わせで
実際の臨床ではもっとたくさんのツボを使います。
最後4冊目の気海の効能をご紹介しますね。
参考書籍は「ツボのすべて」です。
です。
こちらの書籍は中国の書籍で鍼灸を行うのが農民が多く
事故が多発していた時代の物です。
農民なので身体のどこに臓器があるか?
医学的な知識がない人が少しでも安全に使えるように作られた書籍になります。
農民でもこれだけの効果を出せる
と書かれている書籍は珍しいと思います。
気海のセルフケア方法
気海はお腹にあります。
お腹はご存じの通り脂肪もあるのでせんねん灸などで熱を浸透させるには10回以上使わないといけません。
費用対効果で考えると勿体ないですね。
なので、先ほどご紹介したせんねん灸太陽やあずきのチカラがお勧めです。
外出中ならせんねん灸太陽
寝る前ならあずきのチカラが良いと思います。
あずきのチカラは1,000円弱で250回以上使えるのでコスパも良いですね。
せんねん灸太陽も勿体ない
という方は腹巻とかもいいと思います。
お腹は冷えると不妊症や逆子、生理痛など色々な疾患が出てきます。
お腹を温め温活してみませんか♪
それでも良くならないときは泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院へ
ご相談ください。
お灸で温活していきましょう。
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