切りモグサの燃焼実験

切りモグサ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は鍼灸師や学生向けの記事になります。
切りモグサというのは鍼灸院で使うお灸になります。
家庭ではせんねん灸など台座灸が有名ですが
鍼灸院では切りモグサと言うものを使います。
今回は切りモグサの違いで温度が違いがあるのか?
を実験しました。
以前せんねん灸で実験したときは温度差があったので
切りモグサは温度差があるのでしょうか。
台座灸紹介シリーズはセイリンのヨモニコや亀屋の広重アイクレイ小林老舗クローバー灸せんねん灸奇跡職人灸富士柔カマヤミニなどご紹介しています。
釜屋の切りモグサも計測をしています。

目次

切りモグサって

切りモグサ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

江戸時代から切りモグサというものは出来ました。
当時は畑仕事をしている方が多く
手ががさがさとしていて、お灸をひねって使うという事が難しかったので
切りモグサが商品として販売されたら大ヒットになったそうです。
江戸時代は火傷をさせるお灸が主流なので、切りモグサ自体も火傷をさせるお灸として
学校で紹介されているみたいです。
しかし、現在では切りモグサだけではなく、火傷をさせるお灸をする鍼灸院は減っています。
私も病院で勤務時代は使っていましたが
開業してからは使う事は減りました。
切りモグサの温度に誤差はあるのか?
実際に調べてみました。

切りモグサ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

計測方法としては
熱電対を使い4極同時に切りモグサを燃やし
iPhoneで撮影を行い
最高温度を調べました。

切りモグサの温度~せんねん灸~

せんねん灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

せんねん灸で販売している
切りモグサを計測してみると

312.6
300.9
324.7
186.2

になりました。
ほとんど300度台になりましたが
1つだけ200度以下になりました。
ここは最後に考察をさせて頂きます。

切りモグサの温度~山正切りモグサ大~

切りモグサ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

山正で販売している切りモグサ大で計測してみると
温度は

303.3
312.2
263.9
175.1

になりました。
300度台と260度、そして170度
になりました。

切りモグサの温度~山正切りモグサ小~

切りモグサ

山正で販売している切りモグサ小です。

318.2
193.0
280.9
170.3

こちらも4極は低くなりました。
これは熱電対の問題か、配線の問題かもしれません。
計測する機械も誤差があり、完ぺきなものはないと思います。
1つだけで計測し、4極だけを使っていたら
最高温度は170度前後だと勘違いする事もありえます。
何度も計測する事が大切なのかもしれませんね。
また温度を計測する位置でも温度が変わると思います。
真ん中には持ってきていますが
多少の誤差や配線の向きで温度が変わる可能性があります。

温暖灸の計測

温暖灸

温暖灸は炭のお灸になります。
煙が出にくいお灸として販売されており
縁里庵かつもと鍼灸院でも眼灸でよく使っています。

371.6
383.8
389.0
212.1

計測してみると
全体的に切りモグサより温度は高めになっています。
4極目は他に比べても温度は低いのであまり参考にはならないと思いますが
他を見てみると誤差は10度ほどなので
切りモグサよりも誤差は少ないのかもしれません。

まとめ

まとめ/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

実際の切りモグサの温度を計測してみると
300度以上に燃えている事が分かりました。
切りモグサは江戸時代は直接皮膚に使っていましたが
現在は灸頭鍼など
鍼の上に載せたり、灸具という道具に乗せて使う事が主流になります。

灸頭鍼

現在では直接皮膚に乗せて使う事はなのでご安心ください。
皮膚とモグサの差があるので、実際に熱感としては皮膚温よりも少し高い程度になります。
しかし、皮膚との距離が近いと火傷のリスクがあるので
気を付けて使う必要はあります。
熱い場合は早めに行っていただければ火傷のリスクはほとんどありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次