おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は鍼灸メーカー最大手のセイリンさんが新しく販売した
台座灸ヨモニコをご紹介させていただきます。
ヨモニコはオリエンタルマートで販売しています。
ソフトもレギュラーも1,890円(100個入)です。
鍼灸師向けの商品ではなく、一般の方向けの商品になりますので使い方などもご紹介しますね。
台座灸紹介シリーズはセイリンのヨモニコや亀屋の広重、アイクレイ、小林老舗、クローバー灸、せんねん灸奇跡、職人灸、富士柔、カマヤミニなどご紹介しています。
ヨモニコとは
ヨモニコは新潟県産の国産よもぎを使用したお灸です。
ふんわりと優しさに包まれるようなもぐさ特有の香りが楽しめます。
1日の終わりにお灸を据えて「あしたもニッコリ笑顔で元気に過ごそう」という気持ちを込めて仕上げました。
※香りの感じ方には個人差があります。
台座灸は中国産のモグサが多く、国産のモグサを使ったお灸は少ないです。
鍼も国産メーカーにこだわりがあるセイリンさんのこだわりがお灸にも表れているのですね。
ヨモギとニッコリをかけて、ヨモニコなんですかね^^
お灸の熱さは?
ヨモニコにはソフトとレギュラーがあります。
紫色がヨモニコレギュラーになります。(写真では青っぽく見えますが紫色です)
温度はメーカー解答は約43℃~45℃です。
ピンクがヨモニコソフトになっています。
温度はメーカー解答は約40℃~42℃になります。
ソフトとレギュラーは何が違うのかと言うと台の大きさが違います。
写真では分かりにくいかもしれませんが
ピンクのヨモニコの台が少し大きくなっています。
ヨモニコの使い方
ご家庭で使われるライターはセリアで売っているイワタニガスマッチがおススメです。
ガス補充出来ますので、壊れるまで何度でも使用できます。
他にも100均で販売しているお灸におススメのライター3選でお灸に使えるライターを紹介しています。
ヨモニコのモグサの質は?
ヨモニコを分解して、モグサの質を顕微鏡で確認してみました。
ヨモニコレギュラー
ヨモニコソフト
顕微鏡で見ると低精製のモグサを使っていることが分かります。
低精製だから悪いというわけではなく
低精製のモグサはゆっくりと燃えるので
ヨモニコもゆっくりと温かい熱感があります。
高精製のモグサは香りは良いですが、早く燃えます。
こちらは釜屋の切りもぐさの写真ですが
高精製のモグサを使われています。
ヨモニコを温度計測してみた
今回計測させていただいた機械はチュウオーさんのモクサス
と言う機械になります。
モクサスはお灸専用の計測器になります。
レンタルもあるので、ご興味がある方はチュウオーさんにお問い合わせください。
ヨモニコのメーカーの解答は
ソフトは約40℃~42℃
レギュラーは約43℃~45℃ですが
実際に温度計測機を使って温度を計測してみました。
台座灸は6℃前後温度差が出やすいので、ヨモニコはどうなのか?
実際に計測して調べてみました。
ヨモニコソフトの温度
ヨモニコソフト4つ計測してみると
5℃前後の温度差がありました。
計測器の関係上4分が最大計測時間になりますが
温かい時間が長いのが特徴になっています。
このグラフはせんねん灸アロマ灸の温度変化ですが
ヨモニコソフトに比べると温かい時間が短い事が分かります。
アロマ灸は熱さ控えめの台座灸なので、ヨモニコソフトよりは温度は低くなっています。
ヨモニコレギュラーの温度
ヨモニコレギュラーも4つ計測してみましたが
50℃を超える事もあり
かなり熱めになっています。
ヨモニコソフトと同じで、温かい時間は長めになります。
台座灸は微量の増減でも温度が変わる為に
一定の温度を出すのは難しい傾向にあります。
ヨモニコを使ってみた感想もご紹介します。
実際にヨモニコを使った感想
計測通りレギュラーは熱めで、ソフトは熱さは控えめでした。
レギュラーはそろそろ取ろうかな?と思うほど熱かったです。
初めてお灸をする人にはソフトがおススメです。
熱めのお灸が良い人にはレギュラーがおススメです。
まとめ
ヨモニコのまとめです。
・国産ヨモギを使ったお灸
・鍼灸師向けではなく、患者さん向け
・熱いお灸がしたい人はレギュラー
・熱さが控えめなのはソフト
・温かい時間が長め
・メーカー解答よりどちらも温度は高め
・価格は1,890円
・現段階ではオリエンタルマートでしか購入できない。
ご家庭での健康管理にヨモニコなど
台座灸を使ってみてはいかがでしょうか♪
本格的なお灸はお近くの鍼灸院までご相談ください。
セイリンさんの新商品ヨモニコの紹介でした♪
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