電子温灸器で耳ツボ施術

耳ツボ

おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は電子温灸器で耳ツボ施術のご紹介です。
耳ツボは一時期話題になったと思いますが
縁里庵かつもと鍼灸院も耳ツボを探す機械を購入したり
一時期ハマっていました。
当時はパイオネックスなどシールで貼る鍼を使っていましたが
耳には少し大きく貼りにくく、取れたときに痛みがあり
次第にしなくなりました。
耳ツボダイエットで有名になりましたが
肩こり腰痛自律神経失調症など
様々な病に効果があると言われています。

今回は何故耳鍼を再開しようとしたのか?
等もご紹介させていただきます。

目次

電子温灸器

セイリン社が販売している電子温灸器を購入しました。
この電子温灸器は電気を使いお灸の効果を出す事を目的にしています。
以前から知っていましたが縁里庵かつもと鍼灸院は煙が出るお灸に力を入れており
使用しないと思って購入しませんでしたが
耳鍼に使えるので、今回購入することになりました。

セラミック温灸器

電源スイッチと温度の上下のみの簡単な機能になっています。

セラミック温灸器

先端がセラミックになっていて、温度上昇をする部分になります。
色は黒と白がありますが
院内で使うとお灸の煙の色がつくので、色が付きにくい黒色を購入しました。

温度は46℃、49℃、52℃、55℃の4段階あります。

電源を付けると数秒で、設定温度まで上がりますが
電源を切った時にはすぐに温度は下がらないので、間違って先端が当たり
「熱い」となる可能性もあります。

電子温灸器とお灸の違い

お灸の代わりになる?
のかは分からないので、実際に顕微鏡で皮膚の状態を調べてみました。
5秒熱と圧をかけ離しを、3回繰り返しました。

セラミック温灸器

46℃では発赤を確認することが出来ました。

セラミック温灸器

49℃では、46℃よりも発赤が強くなってます。

セラミック温灸器

52℃では熱かったので5秒耐える事が出来ず
秒数は短くなっています。
そのため発赤は49℃よりも少なくなっています。

次は火傷するお灸を試してみました。

お灸

電子温灸器とは皮膚の状態が違うことが分かると思います。
通常のお灸でも火傷をしないようにすることはできますが
今回は違いを知る為にわざと行いました。
普段の臨床ではほとんど行っていません

電子温灸器の温度

電子温灸器のセラミック部分の温度を計測してみました。
設定温度は46℃、49℃、52℃、55℃になりますが
サーモグラフィーカメラで温度を計測してみました。

46℃の設定

サーモグラフィーカメラ

サーモグラフィーカメラで計測してみると
46℃は42.5℃になっていました。

49℃の設定

サーモグラフィーカメラ

49℃の設定では44.3℃の温度になっていました。

52℃の設定

サーモグラフィーカメラ

52℃の設定では47.3℃になっていました。

55℃の設定

サーモグラフィーカメラ

55℃の設定では49.5℃になりました。

設定温度より低い温度がサーモグラフィーカメラでは計測されました。

耳ツボ測定器

耳ツボ発見器

昔セミナーに参加して、購入した耳ツボ測定器です。
耳ツボの悪い部分に当たると音が鳴ります。
昔は耳ツボを見つけパイオネックスを貼っていましたが
シールを貼る時間など手間がかかり
次第にやらなくなりました。
電子温灸器なら時間がかからず楽じゃないかな?
と思い再び行う事にしました。
写真の右にある棒を持っていただき、左にある先端を耳に当てます。
悪い部分は音がなるので、その部分にセラミック温灸器を当てます。

まとめ

耳ツボはこれから色々と試してみようと思っています。
モニターなどこれから募集するかもしれません。
通常のお灸と違い当てる時間が短い時間だと火傷をしないように作られています。
何名か体験して頂けましたが
「気持ちの良い温度」
と喜ばれていました♪
あとは耳ツボを見つけ「効果」を出す事が出来れば
通常の臨床にも使っていきたいと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次