お灸

【考察】夏バテ予防にお灸は効果がある?

勝元宏亮

おはようございます。

大阪泉佐野市縁里庵かつもと鍼灸院です。
ここ最近暑くなってきましたね^^;

2022年は梅雨が早く明け
暑さがある日が続いていますが
私が子供の頃は30度超えると暑さ注意報が出ていました。
今30度はまだ涼しいと思えるくらいさらに温度が上昇していますね。

エアコン/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

35度を超える猛暑日はエアコンを使い
少しでも涼しく過ごすことが大切になっていますが
エアコンのついた部屋から外に出ると
温度差がかなりあります。
28度設定の部屋から35度の外に出ると
7度の温度差があります。
勿論部屋の温度をもっと低くし、外の温度がさらに高ければ温度差は広がります。

冬場の脱衣所から湯船に入ると

「ヒートショック」

に気をつけろ

と言われると思います。
夏場もヒートショックが起こりますので

エアコンの付いた部屋→玄関で温度に少し慣れる→外に出る

など急激な温度変化が起こらないように気を付ける必要があります。

しかし、35度を超える猛暑日にも慣れてきているのではないでしょうか。
昔も同じでその時期の暑さにある程度順応するのが人間なのかもしれません。

昔の人はどうやって暑さを和らげたのか?
有名なのは心霊の話をして気分的に下げたりすることもありましたが
今回は鍼灸の事で考えてみます^^

ほうろく灸

ほうろく灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

ほうろく灸とは頭の上にもぐさを置いた素焼きの器のを乗せて行う伝統的なお灸です。
京都のお寺では無病息災の祈祷としても有名です。
夏バテ防止に土用丑の日に行われる寺院や寒くなり血行を良くするために行うことも多くあります。

ほうろく灸は現在お寺などで行われることが多いですが
戦国時代の兜の上からもぐさを置き熱中症予防に使っていた
と言う話もあるくらい
昔から頭にお灸をすると夏バテの予防になる
と言われていました。

縁里庵かつもと鍼灸院でもほうろく灸はありますが
火傷するようなことはなく
熱いかなと感じたときにタオルを1枚増やしてあげると
熱さが弱くなります。
ほうろく灸を行うと頭がスッキリする!と驚かれます。

しかし、何故暑い時に熱い事をするのか?
不思議ではありませんか?

これは現在と過去の気温と同じ現象です。
ご説明しますね♪

暑さを熱さで取る理由

最初に昔は30度で暑さ注意報が出た
と説明しましたが
昔は涼しくて今はもっと暑い
のは分かりますね。
しかし、昔が涼しいという感覚があったか?
というと違うと思います。
その当時は数年前よりは暑くなっていたので
今と同じような感覚になっていたのです。

つまりは今40度の温度に暑いと思っていても
数十年後50度が夏場の最高気温になった場合
40度でも涼しく感じる可能性がある

ということです。

お灸で考えてみると

ほうろく灸を行うとお灸の温度が陶器ごしに頭に伝わる
室温よりもほうろく灸の方が温度が高い
涼しく感じる

という事です。

実際にほうろく灸の温度を測ってみました。

ほうろく灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

ほうろく灸は陶器の上にモグサを置き

燃やしますが

今回は陶器の下に温度計を貼り

測ってみました。

ほうろく灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

温度計では時間も温度が上がる時間も測りましたが後日公開します。

ほうろく灸/泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院

今回の実験では87.9度まで温度が上がりました。

当然頭に直接当てると火傷をしてしまうので

タオルを置き温度を調整します。

勿論ツボなどの効果などはありますが
専門ではない方にも分かりやすいかと思い考察をしてみました。

熱中症のリスクが上がっているので、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう♪

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勝元宏亮

大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院の院長の勝元宏亮です。 大阪市内で年間7000人以上鍼灸施術を行い経験を積んでから泉佐野市に開業。 不妊症や自律神経失調症、腰痛、肩こりなど多くの疾患に対応し 患者さんの身体に合った施術を行っています。 鍼は江戸時代から続く日本伝統的な鍼灸施術を行い オリジナルの眼灸や耳灸など特殊な灸法を扱っています。 眼灸はオリジナルになりテレビ番組やYahoo!ニュースに掲載されました。 医師や看護師など医療関係者の患者さんが多く来院して頂ける鍼灸院になっています。 東洋医学的な目線から症状を考えています。

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