おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日はレインボー灸というせんねん灸のお灸をご紹介します。
レインボー灸はそこまで有名なお灸ではないのですが
熱さがせんねん灸では1番弱いランクのお灸になります。
実際にそうなのか?
調べてみました。
台座灸紹介シリーズはセイリンのヨモニコや亀屋の広重、アイクレイ、小林老舗、クローバー灸、せんねん灸奇跡、職人灸、富士柔、カマヤミニなどご紹介しています。
レインボー灸って?
台座に和紙とくぼみをつけ、温熱を下げました。
引用元:せんねん灸
せんねん灸のラインナップの中で、もっとも温熱がおだやかです。
はじめての方、熱に敏感な方におすすめです。
縁里庵かつもと鍼灸院では実際の臨床ではあまり使っていません。
同じくらいの温度のアロマ灸の方が香りが良いので、アロマ灸を使う事が多いです。
レインボー灸の温度は?
せんねん灸のページではレインボー灸の温度は表示されていませんでしたが
メーカー表示温度は
レベル1の温度は何℃なのか?
実際に調べてみました。
今回は温度とレインボー灸の重さを計測しています。
重さはモグサが多い方が重いと考え
温度も高くなるのか?
という実験も兼ねています。
40.4℃ 680g
44.6℃ 701g
40.6℃ 695g
今回は計測途中にミスをして、4回目が計測できなかったので
3回だけの計測結果になります。
レインボーに関しては重さ=熱さ
が合っているのかもしれません。
せんねん灸では1番低い温度レベルのレインボーですが
レベル2のアロマ灸と比べて温度の違いを確認してみました。
レインボー灸とアロマ灸との違い
アロマ灸の温度
38.9℃
40.1℃
41.5℃
41.5℃
これは昨年計測したアロマ灸の温度ですが
レインボーより最高温度は低くなっています。
室温は25℃に設定していますが、湿度などでも温度が変わると思います。
参考程度にしてみてください。
アロマ灸 | レインボー灸 |
38.9℃ | 40.4℃ |
40.1℃ | 44.6℃ |
41.5℃ | 40.6℃ |
41.5℃ |
写真はクローバー灸ですが
アロマ灸も真ん中に線香が入っています。
線香の分モグサの量が減り
線香が入っていないレインボー灸の方が熱めになった
のかもしれません。
レインボー灸の質
品質に関しては低精製のモグサを使っています。
低精製モグサは温かい時間が長いですが
レインボー灸はそこまで熱感がないので、火傷のリスクは低いと考えています。
ただ、少し物足りないかもしれないので
最初は少量購入し、温度が足りない
時は違う台座灸を購入する方が良いと考えています。
まとめ
レインボー灸を実際に使ってみましたが
熱感はかなり弱めでした。
数値的にはレインボー灸の方が温かい傾向にありますが
体感的にはアロマ灸の方が温かいと思います。
実際にレインボー灸とアロマ灸の前後で皮膚を顕微鏡で確認した所
アロマ灸の後は皮膚に水分(汗?)が出ていました。
レインボー灸は皮膚赤くなるだけ
皮膚の水分量や硬さでも変わるので一概には言えませんが
何人か集めてレインボー灸とアロマ灸で熱さの違いを調べても面白いかもしれませんね。
寒くなってきたので、お灸は冷え性対策にはおススメです。
お灸の事なら泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
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