おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
今日は食いしばりや歯ぎしりの鍼灸施術をご紹介します。
食いしばりや歯ぎしりは鍼灸院では相談されることが多いです。
しかし、食いしばりが主症状で来院するというより
腰痛+食いしばりと言う組み合わせもあります。
メインの症状ではない相談が多いです。
食いしばりに鍼灸が効果があるとは思わない方や
そんなに気にしていない
と言う方もいるかもしれませんね。
今日は食いしばりや歯ぎしりのご紹介と鍼灸施術をご紹介しますね。
食いしばり、歯ぎしりについて
朝起きたときや歯医者さんで歯がすり減っているなど経験ありませんか?
食いしばりや歯ぎしりが原因なのかもしれません。
食いしばりと歯ぎしりは上下の歯が強く接触している状態で
無意識で行っている場合も多いです。
寝ている時だけではなく仕事中や何かしらストレスがかかる環境で
クセとして行う方もいます。
大きく分けて3つに分かれます。
タッピング | カチカチと歯を素早く打ち鳴らす |
クライディング | ギリギリと歯をすり合わせる |
クレンチング | 上下の歯を強く噛みしめる(食いしばり) |
歯ぎしり、食いしばりを放置していると
歯周病の悪化や歯のすり減り、ストレス増加、めまい、肩こりなど様々な悪影響が出てきます。
長期間の歯ぎしりが原因で顎関節症などが起こる事も・・・
顎関節症についてはこちらからご紹介しています。
他にも口周りの不調や顔の変形、知覚過敏、身体の不調など出てきます。
鍼灸を行う事で、予防効果は高いと考えています。
今回は身体の不調をメインにご紹介しますね。
身体の不調
歯ぎしりや食いしばりが続くと
このような症状が出てきます。
1つ1つご紹介しますね。
肩こりは鍼灸院で来院されることが多く
歯ぎしりや食いしばりの相談が多い疾患になります。
首と肩が凝っていることが多く
同時に緩めていくと楽になりますが
長年の物になると時間がかかるのと、ストレスから来る肩こりは定期的なケアは必要です。
頭痛は肩こりが原因で起こる事も多く
鍼灸院でもよく遭遇する疾患になります。
以前ゴッドハンドと言われる無資格の整体屋さんに行った患者さんが
良くならず縁里庵かつもと鍼灸院で良くなったという経験が有りますが
鍼灸はコリから来る頭痛に効果的です。
腕のしびれも鍼灸院に来院されることが多いです。
腕のしびれは首肩がコリ、神経を圧迫するためにしびれが起きる事が多いです。
首肩を緩める事が大切ですが、1度圧迫された神経はすぐには戻らず
改善するのに長期間かかる事が多いので、早めに受信されることをお勧めします。
腰痛は歯ぎしりや食いしばりで何故腰痛が?
と思うかもしれませんが、顎の位置がズレ、舌骨に繋がっている筋肉がズレ
頭のズレに繋がり、最終的には背骨までズレてくると
腰痛に繋がります。
この場合は腰痛を施術を行ってもあまり効果はなく
首肩を緩めることが必要になってきます。
全身倦怠感と身体のダルさは睡眠中に力み過ぎているから起こると言われています。
歯医者さんからマウスピースを貰い使っている方に多いです。
この場合は肩こり首こりとストレスから来る事も多いです。
鍼灸で出来る事はコリの改善とコリから来るストレスを減らす事ですが
ストレスの原因がある場合はそちらを対応しないとなかなか難しいかもしれません。
しかし、身体の調子が良くなると普段ストレスだと思っていたことがストレスではなくなる
精神的にも余裕が出てくる
と言う患者さんは何人も見ています。
まとめ
食いしばりや歯ぎしりは現在医学ではなかなか難しい疾患になっています。
長年続き顎関節症になりクリック音が出てくるとなかなか難しくなってきますが
早めに対処をすると顎関節症までにはいかない事も多いです。
食いしばりと歯ぎしりは緊張している筋肉を鍼灸施術で緩める事が必要です。
食いしばりや歯ぎしりでお困りの方は
泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
勝元先生、初めまして。私は、今年鍼灸師になったばかりの者です。今、訪問鍼灸で働いています。マッサージで、指から腕肩も痛くてしかたありません。そんな時、先生のホームページに出会いました。鍼灸だけでされていることに、引き寄せられました。私も、そんな理想な環境で仕事がしたいと思います。
また、治療に伺えるように、仕事が休めたら行きたいと思います。
藤岡さま
初めまして。
コメントありがとうございます。
鍼灸師でマッサージをされているのですね。
身体を使う仕事で大変ですよね。
私はもともとマッサージではなく鍼灸をしたいと思いこの業界に入りました。
周りから鍼灸だけだと無理だと何度も止められましたが、現在に至ります。
理想の環境がない場合は自分で作るのも良いと思います。
そのために努力は必要だと思いますので、どのような状況かは分かりませんが
技術や知識アップの勉強を続けていくことは大切だと思っています。
またご来院していただけましたら色々とお話しさせてくださいませ。